出版社内容情報
好奇心の強いくまの子ウーフが日々の暮らしの中で出会う疑問をテーマにした「くまの子ウーフの童話集」(全3巻)は、ウーフが一生懸命考える姿を通じて生きることの本質と喜びを鮮やかに描き出し、ロングセラーとして世代をこえて愛読されてきました。
このウーフの物語を、小学校低学年の子どもたち向けて、親しみやすい幼年童話の形でお届けします。
各巻2話収録、オールカラーの挿絵で、初めての一人読みに最適です。
本書は「おひさまはだかんぼ」「くまの子ウーフのかいすいよく」を収録。
内容説明
誕生から50年以上、愛され続けるロングセラー「くまの子ウーフ」の2つのおはなし。
著者等紹介
神沢利子[カンザワトシコ]
1924年、福岡県に生まれ、北海道、樺太(サハリン)で幼少期をすごす。文化学院文学部卒業。詩、童謡、絵本、童話、長編と、児童文学の第一線で幅広く活躍。日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞、日本童謡賞、路傍の石文学賞、巌谷小波文芸賞、モービル児童文化大賞など数多く受賞
井上洋介[イノウエヨウスケ]
1931年、東京赤坂に生まれる。武蔵野美術学校西洋画科卒業。漫画、タブロー、舞台美術、絵本など、多彩な創作活動を展開。文藝春秋漫画賞、東京イラストレーターズ・クラブ賞、小学館絵画賞、日本絵本賞大賞、JBBY賞など多くの賞を受賞。2016年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆるり
12
絵がなつかしく、かわいかった。シリーズがいくつもあるみたい。黄色いお日さま、いいよね。 海水浴のお話は、本物のスイカでバレーボール してるよ。 裏表紙のうさぎのミミちゃん何気にセクシー。お友達になったタコくんは山へ遊びに来れるかな^_^ くまの子ウーフと、愉快な仲間たちでした。 2021/04/13
遠い日
6
「くまの子ウーフのおはなし」シリーズ4。二話収録。大好きな「おひさまはだかんぼ」は、友だちのツネタとの楽しい遊びを通じて、困ったことにも果敢に向かっていく行動力が生き生きと描かれます。濡れてしまった服を自分たちの判断で、陽の光で乾かすところなど、堂々としたものです。そんなウーフを寛大に見守っているお父さん、お母さんのスタンスもすてきです。2023/02/14
mayuri(Toli)
2
「おひさまはだかんぼ」「ウーフのかいすいよく」の2短編を収録した短編集。どちらも夏のお話です。作者である神沢さんの自然に対する観察眼や感性に脱帽し、たまらなく好きだ、と読むたびに思います。私も、自然に対してこんなポジティブな視座を持ちたいと思ってしまいます。自然の中で子供たちが目いっぱい遊んでいる様子に心が柔らかくなりますね。良いご本です。お勧め。2024/05/19
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
2
1年生 ブックトーク授業 【夏休みおすすめ本】 今回はくまの子ウーフの絵本シリーズを紹介。『こんにちは、ウーフ』 https://bookmeter.com/books/203678 に入ってます。2021/07/19