出版社内容情報
おひさまに元気よくあいさつして、くまの子ウーフが野原にとびだしてきました! たくさんのふしぎに出会いながら、ウーフは毎日大きくなっていきます。
いつの時代も子どもたちに愛され、世代をこえて読み継がれてきたロングセラーの新装版。「ウーフはなんにもなれないか?」「雪の朝」「ウーフはあかちゃんみつけたよ」「ぴかぴかのウーフ」など全8編を収録。
内容説明
おひさまに元気よくあいさつして、くまの子ウーフが、野原にとびだしてきました。たくさんのふしぎに出会いながら、ウーフは、一日一日、大きくなっていきます。
著者等紹介
神沢利子[カンザワトシコ]
1924年、福岡県に生まれ、北海道、樺太(サハリン)で幼少期をすごす。文化学院文学部卒業。詩、童謡、絵本、童話、長編と、児童文学の第一線で幅広く活躍。日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞、日本童謡賞、路傍の石文学賞、巌谷小波文芸賞、モービル児童文化大賞など数多く受賞
井上洋介[イノウエヨウスケ]
1931年、東京赤坂に生まれる。武蔵野美術学校西洋画科卒業。漫画、タブロー、舞台美術、絵本など、多彩な創作活動を展開。文藝春秋漫画賞、東京イラストレーターズクラブ賞、小学館絵画賞、日本絵本賞大賞、JBBY賞など多くの賞を受賞。2016年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
8
「くまの子ウーフの童話集」シリーズ2。大好きなお話がいくつも入っている巻で、いろんなことを思い出しながら読みました。まだあどけなさも残りながら、しっかりと自分の意思で毎日を楽しくすることのできるウーフ。いろいろやってみて、感じる、考える。お母さんやお父さんとのやりとりもほのぼの。自分の気持ちをちゃんと伝えられるウーフは偉いね。2023/02/01
ともブン
3
くまの子ウーフの童話集2冊目。前巻は哲学的なお話が多く考えさせられる童話が主だったけど、今回はほのぼの日常系な印象が強い。もちろん哲学考察を求めることはできるけど、もう少し気楽に読む感じかな。大人の目から見ればなんてことない物事も、ウーフには不思議に満ちた世界に映っている。毎日がわくわく。 ウーフを優しく、時にはびしっとした躾で愛情を注ぐパパ熊とママ熊も素敵。ほっこり童話。2021/10/16
読生
2
マウントとりたいツネタくん。 でも今回は比較的フレンドリーね。 そもそもそういう性格なのか、クマであるウーフに対して少々のコンプレックスを感じているのか…。 しかしツネタが何をどう言おうと、いつも平常運転なウーフでは、ツネタペースにはならないんだなあ。 2024/05/14
kira
2
大好きな「ぶつぶついうのはだあれ」収録本。ぶつぶついうのは、私と、ホットケーキ。2021/02/22
モリ
1
前作から17年後に出た続編。1冊通しての流れがより明確で、質問ばかりしていた子どものウーフが少年ウーフへ成長していく姿が描かれる。2022/12/22
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- 和書
- 猟奇の果 江戸川乱歩文庫