経営の正解はすべて社員が知っている

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  • サイズ 46判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591168004
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0034

出版社内容情報

プロ野球球団・千葉ロッテマリーンズは2014~2019年の6年で球団創立以来最多観客数を達成し、2018年には球団史上初の単体黒字を達成した。その立役者となったのが、前・球団社長の山室氏だ。
山室氏はみずほ銀行での17期中15期の総合成績優秀賞獲得などの突出した実績から「リアル・半沢直樹」とも言われ、千葉ロッテマリーンズ社長就任後はチームの成績が6年間でAクラス2回(4,3,3,6,5,4位)ながら、スポンサー獲得・ファンサービス、球団職員の意識改革などで、前述のように観客動員数と売上・営業利益を改善&過去最高を達成した。
本書は山室流の経営改革を記したビジネス書。人気がない、やる気も低い、パフォーマンスも低い組織を立て直した山室氏の手法は、多くのビジネスパーソンに参考になるものである。

<もくじ>
序章  ダメ銀行員がなぜ球団社長になったのか
第1章 組織の「内情」を知る
第2章 組織を「導く」
第3章 全方位を「お客さま」と考える
第4章 「経営」の視点を持つ
第5章 数字を読み、利益を生み出す
第6章 「ビジネススキル」以前に「人間」を磨く

<著者>
山室晋也(やまむろ・しんや)
株式会社エスパルス(Jリーグ・清水エスパルス運営会社)代表取締役社長。前・千葉ロッテマリーンズ取締役社長。
1960年三重県生まれ。立教大学を卒業、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。4店の支店長を経験し、支店長在任17期中15期で総合成績優秀賞を受賞。11年から執行役員、13年にみずほマーケティングエキスパーツ代表取締役社長、その経歴から「リアル・半沢直樹」とも言われる。同年千葉ロッテマリーンズ顧問を経て、14年に社長就任。営業利益マイナス25億(着任前の直近5年間平均)の千葉ロッテマリーンズを、6年間で「創業以来初の単体黒字」「売上1.8倍」「球団創立以来最多観客数」を達成する。
20年より現職。清水エスパルスにおいても、本拠地・IAIスタジアムの指定管理者への立候補や、Jリーグ初のファナティクス・ジャパンとのパートナーシップ契約など、精力的に改革を実践している。
本書が初めての本になる。

内容説明

不人気球団と言われたロッテで「球団創立以来最多観客数」「創業以来初の単体黒字」を達成した組織改革!

目次

序章 ダメ銀行員がなぜ球団社長になったのか
第1章 組織の「内情」を知る
第2章 組織を「導く」
第3章 全方位を「お客さま」と考える
第4章 「経営」の視点を持つ
第5章 数字を読み、利益を生み出す
第6章 「ビジネススキル」以前に「人間」を磨く

著者等紹介

山室晋也[ヤマムロシンヤ]
株式会社エスパルス(Jリーグ・清水エスパルス運営会社)代表取締役社長。前・千葉ロッテマリーンズ取締役社長。1960年三重県生まれ。立教大学を卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。4店の支店長を経験し、支店長在任17期中15期で総合成績優秀賞を受賞。11年から執行役員、13年にみずほマーケティングエキスパーツ代表取締役社長、その経歴から「リアル・半沢直樹」とも言われる。同年千葉ロッテマリーンズ顧問を経て、14年に社長就任。営業利益マイナス約25億(着任前の直近5年間平均)の千葉ロッテマリーンズを、6年間で「創立以来初の単体黒字」「売上1.8倍」「球団創立以来最多観客数」を達成する。20年より現職。清水エスパルスにおいても、本拠地・IAIスタジアムの指定管理者への立候補や、Jリーグ初のファナティクス・ジャパンとのパートナーシップ契約など、精力的に改革を実践している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たんかれ~

14
リアル半沢直樹と呼ばれた、銀行出身の経営者。千葉ロッテマリーンズを実質黒字化させたのはオーソドックスな手法だけど、慣例に捉われずに実行する推進力が非凡。●ファンを大事にする●社員を働きやすくするのが経営者の仕事。今後のエスパルスにも期待。2021/03/12

nao.

7
前千葉ロッテマリーンズ球団社長の著書。不人気球団と呼ばれ親会社からの補填に胡坐をかいていた球団を、たった5年で黒字に押し上げた社長の手腕が、決して驕ることなく暖かな文体で書かれている。経済に興味がない私でも面白く読めた。巻末の中村奨吾選手のエピソードが感動的。2021/06/20

hideto

6
マリーンズの社長時代の功績、人となりを全然知らない中、本の紹介文を見て興味がわき読み始め。銀行員から球団社長へと異例の転身を遂げ、マリーンズの業績を急上昇させた手腕は凄い!の一言。でも、決して難しいことをやろう、させようとしたのではなく、トップとして、人として当たり前のことを続けたことが成果に結びつく。それができないトップが多いからこそ、とても共感できました。次のエスパルスではどんな改革をしてくれるのか、コロナ禍で非常に厳しい中ではありますが、注目してます!2021/08/06

tkokon

5
【生の声とGo!】○組織のリーダーを任されたとき、まず全員の「生の声」を聞くことからはじめる。○理念・ビジョンより、メンバーが楽しめる仕事を増やすほうが高いパフォーマンスを発揮できる。○どんな「古参ファン」もはじめは「ライトなファン」(ファンの裾野を広げる)○数字にこだわるところはこだわる。(飲食店のパフォーマンス・広告の価格)●やっていることはオーソドックス、小さな「楽しいこと」の積み上げが大きな力を生む職場では、「生の声」を聞き、どんな提案にもどんどんGoかけたほうがよいに決まっている。2021/03/21

ゆう

3
素晴らしい経営者とはまさにこういう人のことを言うのだと思う。社長なのに徹底的に現場主義で、球場に来るファンとハイタッチ。今まで当たり前だと思われていてテコ入れされてこなかったところにも目を向けて改善する。そしてそれらは一人一人の社員のアイデアから生まれる仕事であることを、この人は知っているんだろう。社会人で部下を持つ方にぜひ読んでほしい1冊です。2021/04/12

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