ポプラ文庫<br> 失せ物屋お百―首なしの怪

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ポプラ文庫
失せ物屋お百―首なしの怪

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  • サイズ 文庫判/ページ数 227p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784591167793
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

<内容紹介>
薄気味悪い住人が集い、怪しい大家が取り仕切る、この世の果てのような長屋―-通称「化け物長屋」に住む女・お百は生まれつき左目が青い。
その目は青いだけでなく、不思議なものを見つける力、人には見えないものが見える力を宿している。それゆえに実の親からも疎まれ、様々な苦労をしてきた。
行き遅れたまま三十路近くになった今では、すっかりひねくれ、やさぐれ、かつ開き直っており、不思議な目を使って「失せ物屋」を営んでいる。

お百の青い目に宿った山神の鱗を取りに来た子狸・焦茶丸もすっかりいついてしまい、奇妙な「失せ物探し」に精を出す一人と一匹。
焦茶丸をライバル視する子狐・真白がやってきて、お百の眼の鱗を奪おうとするのだが――。

<著者プロフィール>
神奈川県生まれ。『水妖の森』で、ジュニア冒険小説大賞を受賞し2006年にデビュー。主に児童書で活躍しているが、一般小説も手掛けいる。作品に、「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」「十年屋」「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

内容説明

「化け物長屋」に住む女・お百は生まれつき左目が青い。その目は不思議なものを見つける力を宿し、それゆえに様々な苦労をしてきた。今では、すっかりひねくれ、やさぐれ、不思議な目を使って「失せ物屋」を営んでいる。お百の目に宿った山神の鱗を取りに来た子狸・焦茶丸もすっかりいついてしまい、奇妙な「失せ物探し」に精を出す一人と一匹。ある日、焦茶丸をライバル視する子狐・真白がやってきて、お百の目の鱗を奪おうとするのだが―。

著者等紹介

廣嶋玲子[ヒロシマレイコ]
神奈川県生まれ。『水妖の森』で、ジュニア冒険小説大賞を受賞し2006年にデビュー。主に児童書で活躍しているが、一般小説も手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

85
シリーズ第2弾。読めば読むほど化け子狸の焦茶丸がかわゆくなっていく。「化け物長屋」に住む左目の青い、常人には見えないものが見える女、お百。その女やさぐれ、ひねくれ者につきご用心。でも、焦茶丸との相性も良くて叱り、叱られなかなかのコンビです。長屋の人形師の作った人形が盗まれ追って行くと大店の娘がある目的を持って盗んでいた。生首を狩る事件が連続、お百が捉えた真の犯人の姿とは?山から下りてきた焦茶丸のライバルの白狐がお百を井戸に落とす事件。罰として白狐は禿吉に…笑えた。まだまだ続いて欲しいあやかしの物語。2020/10/15

はつばあば

55
青い目には人には見えないものが見える。そんなお百と家族になったような子狸の焦茶丸のひとりと一匹。いやいや化けられるから二人か。一番怖いのはやっぱり人間ですかねぇ。真白といういたずら狐も登場しましたがお百さんと焦茶丸のバディの前では撃沈。勧善懲悪とまでは言いませんが読みだしたら止まらなくなってしまいそうな・・かっぱえびせんの世界です(;´∀`)2021/01/06

ぽろん

44
シリーズ2巻。お百の目に宿った山神の鱗を取り戻すべく、お百の家に居着いた焦茶丸だが、もう、すっかりお百と家族の様だ。お百にせっせと尽くす焦茶丸が可愛いくて愛おしい。お百の元にやって来る依頼は、おぞましくて怖いものが多いが、二人の名コンビでまだまだ見てみたい。廣島作品は、やっぱり面白いなあ。2020/10/14

Nyah

38
お百は不思議な目を使って「失せ物屋」を営んでいる。 お百の青い目に宿った山神の鱗を取りに来た子狸・焦茶丸もしっかり居候となっている。今回は同じ長屋の左近次の盗まれた人形を取り返す話。闇討ちで首だけ持ち去られる事件。毎夜同じ夢をみる話。焦茶丸をライバル視する子狐・真白。小さな子を狙った性犯罪の話。セカンドレイプに対応した話など、お百は敵わない人が何人かいるのて、がめついながらも事件にかかわっていく2020/12/19

はにこ

36
様々な依頼を受けるお百。妖の恐ろしさよりも、人間の欲深さの方が余程恐ろしいと感じさせられた。それに比べて焦茶丸の純粋で可愛らしいこと!お百と焦茶丸の信頼関係も深まっていて微笑ましい。様々な化け物長屋の住人や、またたび同心、禿吉などサブキャラも充実。続編出て欲しいなぁ。2021/07/14

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