出版社内容情報
2015年に国連加盟国が合意して決めたSDGs。その意味は「持続可能な開発目標」ですが、
ゴール(目標)が17個、さらにターゲット(具体的な目標)が169個と、その範囲は多岐にわたり、すべてを理解するのは簡単なことではありません。
シリーズ「SDGsのきほん」では、1巻につき1目標ずつ丁寧に解説していきます。本書では、目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」の内容や、経済成長の基盤となるインフラ整備の現状や課題など、必要な基礎知識を得ることができます。
ページ数は32ページとコンパクトながら、巻頭に絵本がついていたり、さまざまなデータ資料がついていたりなど、子どもにもわかりやすく、なおかつ詳細な情報ものっているので、中身の濃い一冊です。
目次
絵本で考えよう!SDGs カエルとびで、してやったり
世界地図で見る「携帯電話の広がり」
目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」とは?
レジリエントなインフラの整備が必要なわけ
日本のインフラ
開発途上国が求めるインフラ
そもそも通信とは?
インターネットにアクセスできる人・できない人
開発途上国での小規模太陽光発電
わたしたちにできること
現代のイノベーション
だからSDGs目標9
くもの巣チャートで考えよう!
目標9のターゲットの子ども訳
SDGs関連用語解説
著者等紹介
稲葉茂勝[イナバシゲカツ]
1953年東京生まれ。東京外国語大学卒。編集者としてこれまでに1350冊以上の著作物を担当。著書は80冊以上。近年子どもジャーナリスト(Journalist for Children)として活動。2019年にNPO法人子ども大学くにたちを設立し、同理事長に就任して以来「SDGs子ども大学運動」を展開している
渡邉優[ワタナベマサル]
1956年東京生まれ。東京大学卒業後、外務省に入省。大臣官房審議官、キューバ大使などを歴任。退職後、知見をいかして国際関係論の学者兼文筆業へ。『ゴルゴ13』の脚本協力も手がける。外務省時代の経験・知識により「SDGs子ども大学運動」の支柱の1人として活躍。日本国際問題研究所客員研究員、防衛大学校教授、国連英検特A級面接官なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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白としろ
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