出版社内容情報
2015年に国連加盟国が合意して決めたSDGs。その意味は「持続可能な開発目標」ですが、
ゴール(目標)が17個、さらにターゲット(具体的な目標)が169個と、その範囲は多岐にわたり、すべてを理解するのは簡単なことではありません。
シリーズ「SDGsのきほん」では、1巻につき1目標ずつ丁寧に解説していきます。本書では、目標8「働きがいも 経済成長も」の内容や、人間らしい働き方について、児童労働などの問題についてなど、必要な基礎知識を得ることができます。
ページ数は32ページとコンパクトながら、巻頭に絵本がついていたり、さまざまなデータ資料がついていたりなど、子どもにもわかりやすく、なおかつ詳細な情報ものっているので、中身の濃い一冊です。
目次
絵本で考えよう!SDGs 20XX年、わたしたちの未来と仕事
世界地図で見る「世界の児童労働」
「働きがいも経済成長も」とは?
「働きがいのある人間らしい仕事」とは?
児童労働の実態とその原因
世界の深刻な労働問題
ラナプラザの悲劇
日本の労働問題
かわる日本人の働きかた
わたしたちにできること
キャリア教育
だからSDGs目標8
くもの巣チャートで考えよう!
目標8のターゲットの子ども訳
SDGs関連資料
SDGs関連用語解説
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年、NHKに記者として入局。1994年から「週刊子どもニュース」キャスター。2005年3月NHK退社後、ジャーナリストとして活躍。名城大学教授、東京工業大学特命教授
稲葉茂勝[イナバシゲカツ]
1953年東京生まれ。東京外国語大学卒。編集者としてこれまでに1350冊以上の著作物を担当。著書は80冊以上。近年子どもジャーナリスト(Journalist for Children)として活動。2019年にNPO法人子ども大学くにたちを設立し、同理事長に就任して以来「SDGs子ども大学運動」を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。