出版社内容情報
待ち受ける驚きのラストに心揺さぶられる、新感覚エンタメ時代小説!
明治44年に起きた吉原大火ののち、東亰・隅田川に花艇を浮かべて返り咲いた、優雅で艶やかな水上遊郭。
大火で両親を亡くし、客を送迎する番人見習いの船頭になった利壱は、ある日、長春楼楼主に頼まれ、娼妓見習いのツバキを切見世へと連れていく。
利壱が見つめるのは、欲望渦巻くまやかしの世界だった――。
水上吉原を牛耳る老獪な廣川が仕掛ける謀略。そして、その先に待ち受ける驚きのラストに心揺さぶられる、新感覚エンタメ時代小説。
内容説明
明治44年の吉原大火後、隅田川に花艇を浮かべて返り咲いた優雅で艶やかな水上遊郭。大火で両親を亡くし、客を送迎する番人見習いの船頭になった利壱は、長春楼楼主の頼みで娼妓見習いのツバキを切見世へと連れていく。利壱が見つめる、まやかしの世界は―。吉原を牛耳る老獪な大商人・廣川の謀略と、待ち受ける驚きのラストに心揺さぶられる新感覚エンタメ時代小説。
著者等紹介
一色美雨季[イッシキミユキ]
2016年「第2回お仕事小説コン」でグランプリを受賞。また美雨季名義でノベライズも手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。