ポプラ文庫<br> 夜更けのおつまみ

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ポプラ文庫
夜更けのおつまみ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 203p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784591166345
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

32名の人気クリエイターが語る、とっておきの“夜更けのおつまみ”。
読んだら一杯やりたくなること間違いなし!おいしい記憶がたっぷり詰まった珠玉のエッセイ・アンソロジー。
巻末にはキリンビールとコラボし、noteで開催したコンテスト大賞受賞作も掲載!

豪華執筆陣(敬称略)
東山彰良/吉川トリコ/西川美和/田中啓文/安東みきえ/寺地はるな/森まゆみ/甘糟りり子/市川紗椰/三浦しをん/岡元麻理恵/美村里江/柳本あかね/葉真中顕/蛭田亜紗子/オカヤイズミ/和田竜/名久井直子/坂木司/広小路尚祈/芦原すなお/綾崎隼/水生大海/日向夏/蝉川夏哉/望月麻衣/友麻碧/倉数茂/久住昌之/ブレイディみかこ

内容説明

原稿があがった後の枝豆とビール、秘密のレシピでつくる肴、大切な人と分かち合った一皿…31名の人気作家がおつまみにまつわる思い出を語ったエッセイ・アンソロジー。巻末にはキリンビール公式noteとコラボして開催したコンテスト大賞受賞作も掲載!

目次

俺の生ハム(東山彰良)
タオルミーナの魚(吉川トリコ)
タジン鍋(西川美和)
野菜でビールを(田中啓文)
ミックスナッツ(安東みきえ)
オイルサーディン(寺地はるな)
小皿並べて(森まゆみ)
海を食べる(甘糟りり子)
エンドレス牛丼(市川紗椰)
アクアパッツァ(三浦しをん)
栗とサヤインゲンのサラダ(岡本麻理恵)
おばあちゃんの洋風揚げ餃子(美村里江)
クリームチーズのおかかまぶし(柳本あかね)
俺の神セブン(葉真中顕)
バターの海苔挟みと年月(蛭田亜紗子)
私の育てた冷蔵庫(オカヤイヅミ)
瀬戸内のいりこ、時々納豆豆腐(和田竜)
旅先と晩酌(名久井直子)
チーズチーズチーズ(坂木司)
おつかれ酒(広小路尚祈)
イリコのてんぷら(芦原すなお)
酒と泪と肴とサッカー(綾崎隼)
“楽”しいおつまみ(水生大海)
一人居酒屋のすすめ(日向夏)
孤独の枝豆(蝉川夏哉)
密やかな『儀式』と最高のおつまみ(望月麻衣)
チャーハンとレモンサワー(前川ほまれ)
執事を放り出して、唐揚げかトマトか(友麻碧)
変わり豆腐、食べ比べ(倉数茂)
夜ふけ、大豆の活躍(久住昌之)
博多からイビサまで(ブレイディみかこ)
「#夜更けのおつまみ」投稿コンテスト大賞受賞作 葱のにゅうめん(奥村まほ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

178
毎日少しずつ読んだ。夜更けじゃなくても呑みたくなる!31名の皆さんの夜更けのおつまみ。面白かった。夜更けだものササッとが好いよね。生ハム・チーズ・野菜・豆腐・・ビールにワイン、日本酒、いや、ウーロン茶もある。トップバッターは東山作家、自家製生ハムだもの一番時間がかかってる。それもまた一興だ。久住さんの味噌汁をアテに冷酒は試したことが無いなぁ(笑)2020/03/10

fwhd8325

88
コロナで、自粛生活の中、家で飲む機会も多くなったように思います。若い頃は、つまみがなくてもアルコールがあればそれだけでいいと思っていましたが、最近は、まず何をアテにするかを考えます。みなさんのこだわりのおつまみは、どれも刺激してくれます。特に食べたい!と思ったのが、ししゃもの干物。これで一杯は堪えられないだろうな。週末は、スモーキーなウィスキーとカカオ多めのチョコとドライフルーツで一杯かな。2020/06/25

Kazuko Ohta

70
お酒大好きですが、つまみはなくても良い人間です。食事と共に飲酒して、食事が終わればアルコールだけでOK。夜更けにつまみを食べて飲酒したら体重増えるやんと思うから。でもこうしてこの本を読むと、作ってみたくなるつまみがいくつか。レシピが掲載されているものもあれば、掲載するまでもないものもあり、好き勝手な体裁が楽しい。読んだことのない作家もたくさんいて、興味を惹かれます。「食欲と性欲が欠けている小説」を書くと言われた綾崎さん。前者についての言い訳はわかりましたが、後者についてはどうなのかが気になります(笑)。2021/06/15

ぶんこ

64
お酒を飲める幸せがふつふつと伝わってくるエッセイ。お酒が好きとは言えないのですが、居酒屋は好き。こちらのエッセイにも我が家と同じようなご夫婦がいらっしゃいました。そして「一人居酒屋」を楽しむ日向さんが素敵でした。一度はやってみたいけれど、多分できないかな。美味しいおつまみと、それに合ったお酒を楽しむ時間が羨ましいくらいです。美味しいものを少しずつというのは、お酒なしでも楽しめるのでおつまみ作りを楽しみましょう。2021/06/06

penguin-blue

52
いわゆるエッセイやレシピ本というよりも(レシピも一応載ってるけど)酒やつまみをこよなく愛する人が集まって飲む喜びを文章上で嬉々として語る、という趣き。読んだら間違いなく飲みたくなる、という点ではこの本自体が何よりの酒のつまみと言えるかも(笑)。個人的には用意はなく夜更けに飲みたくなって冷蔵庫をのぞく方なので、西川美和さんやオカヤイズミさんに親近感を覚える。言うなれば味付けをしなければいけないものより何かかけるか、かけなくても美味しいもの。でもたまにはちゃんと用意してから飲もうか、とも読んで思うのだった。2020/12/18

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