出版社内容情報
米づくりの一年や流通のしくみ、米の歴史・文化など、さまざまな視点で米を解説するお米を調べるための決定版シリーズ。第6巻は、日本における稲作の伝来から現代の米づくりまでの歴史を解説。また稲作にまつわる文化など日本人と米の関係を紹介しています。
【目次】
「お米」6巻目次原稿 2020/2/13 童夢
■稲作のはじまり
マンガ 昔はどんなふうに米づくりをしていたの?
野生植物から栽培作物へ
《もっと知りたい!》稲作のはじまりを裏づける調査・研究
日本列島に稲作が広まる
■古代/主食になった米
稲作が人びとのくらしを変えた
弥生時代の稲作と農具
《もっと知りたい!》昔の人が食べたお米
お米が富の象徴になる
■中世/農村文化と技術の発展
稲作技術の進歩
《もっと知りたい!》二毛作って何?
力を合わせる農民
《もっと知りたい!》稲作と伝統芸能
《もっと知りたい!》稲作と祭り
■近世/社会を動かす米の力
石高で国を管理する
江戸時代の稲作と農具
《もっと知りたい!》都市で売るための商品作物が多くつくられる
新田開発とお米の流通
《もっと知りたい!》凶作とききん
《もっと知りたい!》江戸時代の食文化
■近・現代/米づくりは新しい時代へ
明治・大正時代の米づくり
《もっと知りたい!》洋食が食べられるようになった
《米づくりのくふう》北海道の米づくり
昭和時代の大きな変化
《もっと知りたい!》食生活の変化
平成から令和の時代へ
《もっと知りたい!》米不足と「備蓄米制度」
《もっと知りたい!》お米事件簿
マンガ 米づくりの未来を考えよう!
■日本のお米年表
目次
稲作のはじまり―縄文・弥生時代(野生植物から栽培作物へ;日本列島に稲作が広まる)
古代/主食になった米―縄文~平安時代(稲作が人びとのくらしを変えた;弥生時代の稲作と農具 ほか)
中世/農村文化と技術の発展―平安~室町時代(力を合わせる農民;稲作技術の進歩)
近世/社会を動かす米の力―戦国~江戸時代(石高で国を管理する;新田開発とお米の流通 ほか)
近・現代/米づくりは新しい時代へ―明治~令和時代(明治・大正時代の米づくり;昭和時代の大きな変化 ほか)
著者等紹介
辻井良政[ツジイヨシマサ]
東京農業大学応用生物科学部教授、農芸化学博士。専門は、米飯をはじめとする食品分析、加工技術の開発など。東京農業大学総合研究所内に「稲・コメ・ごはん部会」を立ち上げ、お米の生産者、研究者から、販売者、消費者まで、お米に関わるあらゆる人たちと連携し、未来の米づくりを考え創出する活動もおこなっている
佐々木卓治[ササキタクジ]
東京農業大学総合研究所参与(客員教授)、理学博士。専門は作物ゲノム学。1997年より国際イネゲノム塩基配列解読プロジェクトをリーダーとして率い、イネゲノムの解読に貢献。現在は、「稲・コメ・ごはん部会」の部会長として、お米でつながる各業界関係者と協力し、米づくりの未来を考える活動をけん引している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。