出版社内容情報
「この冬、いなくなる君へ」がロングセラー中のいぬじゅんによる、至極の純愛ストーリー。
内容説明
高校時代、最愛の恋人と衝撃的な悲劇により別れて以来10年、仕事一筋で生きてきた玲菜。ある日、親友に無理やりつれていかれた婚活パーティーで、玲菜は容姿端麗な青年・ハルと出会う。しかし突然「君は性格がブスだ」と言われてしまう。ショックを受ける玲菜に、「君の性格を僕が変えてあげる」と言い放つハル。そして玲菜に手渡したのは、なぜかクロネコのぬいぐるみだった…。読んだ人すべてが感動に包まれる、至極の純愛ストーリー。
著者等紹介
いぬじゅん[イヌジュン]
奈良県出身。2014年「いつか、眠りにつく日」(スターツ出版)で毎日新聞社&スターツ共催の第8回日本ケータイ小説大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
相田うえお
97
★★★☆☆20023 書き出しは、同じ有料老人ホームで働く 女性メンバーの週末恒例女子会シーンからです。もし、居酒屋で酒の肴話として おとぎ話を朗読してる人がいたら ちょっと笑っちゃいますよね。そんな彼女達の次なるイベントは婚活パーティー! 若干1名は完全なる料理目当て。そういう人って なぜか丸いフォルムが特徴。まあ、流線形の体を持つ訳ですから空気抵抗に対する性能は抜群だとは思います。彼氏を事故で失った主人公の女性は、婚活パーティで出会った男性にAI人形クロスケのモニターにならないか?と。さて!2020/03/02
misa*
73
うわぁ…やられた。その辺に転がってるような軽めの恋愛モノのように感じてたのに(言い方悪いけど)、まさかラスト付近での衝撃に涙が。なんだろう…いいなぁ純愛って!きっと自分1人じゃ辿り着けなかった答えに、周りの人達がいて成り立っていて、そこにはたくさんの愛が詰まってた。映像化にしても楽しめそうな感じだなぁー。素敵な作品でした!2020/01/22
よっち
40
高校時代、最愛の恋人と衝撃的悲劇で別れて以来10年、仕事一筋で生きてきた玲菜。そんな彼女が親友に無理やりつれていかれた婚活パーティーで、玲菜は容姿端麗な青年・ハルと出会ったことで人生が変わり始める物語。「君は性格がブスだ」と突きつけたハルから、玲菜の性格を変えるためと手渡されたAI機能付きのクロネコのぬいぐるみ。遠慮のないぬいぐるみとのやりとりから少しずつ変わってゆく玲菜の世界と、だからこそ改めて気づく自らの想いがあって、彼女の周囲には優しい人たちがいて、彼女が迎えた結末には本当に良かったなと思えました。2020/02/05
佳蓮★道央民
37
★★★★★まさかのクロスケがアイツだったなんて!!ファントム役のハルが憎たらしくて、イライラしながら読んでたけど、最後の謎解きでやっと全部が繋がりました!!あぁ、そういうことね!!この表紙にはいっぱいヒントが書いてありますね!!さて、次は何読もうかな♬婚活パーティーとかなんか懐かしいなって思いました(*^_^*)私も相席とかで色々パーティーしてたので♬今は春だけど、こういう冬物語も良いなって思いました!いぬじゅんさんの作品っていっぱいあるから、色々読んでみたくなりました!奈良町シリーズはあるんだけどね!2020/04/30
アズマ
33
翔のことを引きずり続けて周りもグズグズしてるところが好きになれず、あまり合わない話でした。2020/02/13