ポプラ新書
子どもの心はどう育つのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 155p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591164389
  • NDC分類 143
  • Cコード C0237

出版社内容情報

子どもは0~2歳は信頼、2~4歳は自律などの発達課題がある。子供の心を知り、実り多い人生を歩むための指南書。

内容説明

人間関係による生きづらさは、幼少期の心の成長にあるかもしれません。子供は、0~2歳は信頼、2~4歳は自律、4~7歳は積極性など、その年齢に適した発達課題がある。その課題を果たせないと、心が未熟で、ひきこもりやうつなどの原因になることもある。子どもの心の成長を正しく理解すること、そして、大人になっても、未成熟である部分を自覚することが人間として豊かに生きることにつながる。

目次

第1部 発達と成長―乳児期から思春期・青年期まで(豊かさと他罰性、そして人間関係の希薄化;乳児期「基本的信頼と安全の感情」;基本的信頼感を育てる;幼児期「自律性」;自律性としつけ ほか)
第2部 成熟と円熟―成年期から老年期へ(乗り越えなければならない発達課題;成人期「親密(和)性」
成人期の発達課題は親密性
孤独は精神保健に悪い
いつからが成人期か ほか)

著者等紹介

佐々木正美[ササキマサミ]
児童精神科医。1935年、群馬県生まれ。2017年没。新潟大学医学部卒業。ブリティッシュ・コロンビア大学児童精神科、東京大学精神科、東京女子医科大学小児科、小児療育相談センターなどを経て、川崎医療福祉大学特任教授。臨床医としての活動のみならず、地域の親子との学び合いにも力を注いだ。専門は児童青年精神医学、ライフサイクル精神保健、自閉症治療教育プログラム「TEACCH」研究。糸賀一雄記念賞、保健文化賞、朝日社会福祉賞、エリック・ショプラー生涯業績賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

25
佐々木氏の本はだいぶ読んできたのだが、読むたびに得られるものがある。エリクソンの発達過程を乳幼児から壮年期まで一通り説明しているが、子供時代よりもむしろ大人になってからの方にページ数を割いているのが、佐々木氏の他の子育て本とは違う本書の特徴。人の幸せは結局は人間関係であり、それを築くためには幼少期に愛情いっぱいに育つことが必須ということが改めてよくわかる。2020/10/27

まっちゃん

6
佐々木先生の本を久しぶりに完読。いつ読んでも得るものが多く初心に立ち戻ることができる。 自律性を育むためには、勤勉さを育むためには、などそれぞれの時期の課題に対し提言を与えてくださる。一番心に残ったのはしつけに対する考え方。できるようになるまでがしつけではない。こうしてはいけない、こうしなければいけない、ということを根気強く伝えること。それが全てと言っても過言ではない。早くからできることを望むのではなく、いつから出来るかは子どもまかせにしてあげる。それによって、子どもの自律性が育つ。待てる親に。2021/01/16

はる

5
自分自身が生きるであろう100年なんて、宇宙の歴史からしたら極々小さな点だろうとつい最近考えていたばかりだったので、エリクソンの発達段階では一番最後の自己統合の段階に当たるのかと思うとそれまでにはまだまだ通るべき課題がありそう。人間が幸せに生きるには社会的な繋がりが必須だと思っているので、子どもにも数は少なくても信頼できる友人ができて欲しい。そのためにはまずは家庭が安全で安心できる場となれるよう子どもに関わっていきたい。2021/03/09

okaching

5
面白かった。佐々木先生はこんな風に人生を見てたんだなと率直に思った。ハーバード大学で75年かけて行った調査では人間関係の質が人の健康と幸福に関係するとの結果。人が幸せ生きるためには関係性の質は避けて通れない。2020/09/10

Hontoのキモチ

4
エリクソンを称賛している感じ。それはともかく、著者自身がエリクソンの示したライフサイクル論に沿って生きようとしている感じがした。エリクソンを学ぶのであれば原著を読んだほうがいいだろう。 そして、エリクソンを熟知している著者だからこそできる、エリクソンのライフサイクル論への批判的な意見も知りたいと思った。——それがあるのかないのかは、わからないが。後半に行くにつれて、私は飽きてしまった。流し読みになってしまった。2024/06/03

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