出版社内容情報
元祖! 一番売れてるシルバー川柳シリーズの第9弾です。老若男女問わずに思わず吹き出す川柳がぎゅっと詰まった1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
195
なんたって表紙の句にドキリとする今日この頃です。幾ら時間があってもオレオレ詐欺の相手はいけませんよと思ったり、居眠りで気付いたらドラマはエンディングはあるあるだし、「久しぶり」と言うものの名前が出てこない自分に汗・・全く皆さん上手です。来た道、行く道を思いながら楽しくも身につまされて読了です。2019/10/07
ゆみきーにゃ
74
老いを面白おかしく表現しケラケラ笑う。日本は幸せな国だ!!2021/12/02
モリー
74
この頃、人の名前が思い出せないことがよくあるので、自分も年をとったなあと悲観的になることがあります。シルバー川柳は、そんな心の落ち込みにも効く特効薬です。今の私に特にヒットした川柳は以下の二首。「記憶なし 頭の中は 議員並」「物忘れ 日々の暮らしが 新しい」。諧謔の精神を持ち、日々を楽しみたいと思います。2020/02/21
ひらちゃん
61
「女房から生前退位せまられる」あらら、厳しいですね。「登下校見守るワシを見守る子」孫関係も多く読まれる中、孫に疲れてる様子も笑えない。「オレオレの相手をしたいほどの暇」いくら暇を持て余しても気をつけてね。(* ̄m ̄)プッと吹き出しちゃう反面、己の未来を見るようで何とも複雑…。2019/10/01
すぱちゃん@しばらく低浮上になりますが、元気です
52
琴線に触れた句は「失言は家庭内でも命取り」「問診にオレより妻が答えてる」「居ないとき妻の枕を尻に敷く」「噛み切れずもぐもぐタイム長くなる」「記憶なし頭の中は議員並」「自分史は思いのままに改ざんし」「名医よりイケメン医師を選ぶ祖母」「きみの名はさっきも聞いた気はするが」でした。風刺やユーモアが光ります。また、「ヨボヨボの父が書く文字超綺麗」はなんとなくあるある(我が家の父はたいして達筆ではなかったけど)。「登下校見守るワシを見守る子」はなんか微笑ましい。2021/03/12