出版社内容情報
見るだけで楽しい、しっかり読むともっと楽しい!
科学的視点が身につく新しい写真絵本。
大人向けの本にもおとらない頭足類の最新知識が、
楽しくわかりやすい筆致で記された本書。
気鋭の水中写真家・峯水亮氏によるダイナミックで美しい生体写真と、
死後くんによるちょっと毒のあるイラストに、
大人も子どもも、ページをめくる手がとまらない一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
26
タコとイカの違いって何だろうと、軽い気持ちで本を開いたら、驚きの連続でした。 体の作りから、生態から、全く違っていて、足の数の違いくらいしか知識のなかった自分が、正直恥ずかしくなりました。 この絵本は子どもの学習というよりも、大人の無知を回避させるためにとても親切な構成です。 どのページを開いても、タコとイカの違いをしましています。 丁寧に読み返したいと思います。 タコの足はまた生えるというということが、刺身好きな自分には何だかうれしく思えました。2020/11/13
ニャーテン
9
8歳息子の学校貸出本。今までそんなに生き物に興味を示してこなかった息子が熱心に家でも読んでいてびっくり!読みながら、「ねーねー、タコはこうでイカはああなんだって」と違いやそれぞれの特徴を逐一報告してくれる。イカが2本の長い触腕で獲物を捕らえる狩りの方法が特に印象的だったようでとても驚いていた。母はうでの本数の違い位しか知らなかったなぁ。タコとイカそれぞれのさばき方まで載っていて、笑っちゃうほど本格的。偶然明日の給食はイカカツ。心して食べておいでw2024/06/05
Eri
7
娘小4図書館。 きっかけはスプラトゥーン! 見開きでタコとイカそれぞれの違うところと同じところが出てきて、比べて読むのに最適。写真も図も多くて楽しく読めました。 水族館に行きたくなります。2022/07/06
ヨシ
7
へぇ〜。思っていた以上に違うのね。2021/07/19
ひつじ
3
表紙の暖色×寒色のコントラストがきれいでつい借りた 足の数や泳ぎのうまい下手だけじゃなくて、墨の使い方(タコの墨は煙幕、イカの墨は粘度があって一瞬そこに留まるので身代わりに使える)、身の守り方(タコは擬態や形態模写、イカは発光して太陽光に紛れたり泳いで逃げたりする、あとイカは群れをなすので外側のやつが見張りをする)、子育てのしかた(タコは産卵したあとたまごの手入れをし、メスは孵化を見届けてから死ぬ、イカのメスは産卵するとすぐ死んでしまう)など知らなかった違いがいろいろあった2021/05/18