出版社内容情報
呪術を駆使し、天皇や藤原道長、そして平安京を守護した陰陽師!謎に包まれた晴明の生涯を、忠実に基づきコミック化!
内容説明
呪術を操り、天皇家や藤原道長、そして平安京を守護した陰陽師!
目次
第1章 怪異の都
第2章 晴明と保憲
第3章 陰陽道の改革者
第4章 鬼と晴明
第5章 平安京の護り人
安倍晴明を知るための基礎知識
著者等紹介
加来耕三[カクコウゾウ]
歴史家・作家。1958年、大阪府大阪市生まれ。1981年、奈良大学文学部史学科卒業。2018年に「歴史大賞功労賞」(歴史研究会)を受賞
後藤ひろみ[ゴトウヒロミ]
ふくい歴女の会会長。福井県立歴史博物館併設カフェ代表。福井県福井市生まれ。福井高専卒。開催に携わった2014年の歴史研究会全国大会をきっかけに、深く歴史に魅せられる。歴史研究会会員
玉置一平[タマキイッペイ]
漫画家・イラストレーター。1970年、大阪府大阪市生まれ。第39回小学館新人コミック大賞入選でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
39
漫画や小説で大活躍の陰陽師。もはや神様みたいな扱われ方のこの稀代の方がまさか日本の歴史シリーズに登場するとは。しかも切れ長の目のハンサムだし。今昔物語のエピソードが元のようですが、他にも彼が行った様々な儀式や、京都で明治時代まで陰陽道が続いていた話など興味深く読みました(明治時代になって禁止されたとのこと)。いやはや知らないことばかりです。2023/08/09
どあら
18
図書館で借りて読了。陰陽道は奥深い❢絵も好みだし、サラッと読めました(*^^*)2020/10/08
りるふぃー
7
読み終えてもやはり謎めいた人だ。解説にある、蛙を殺した説が本当なら、マンガのイメージとは逆になってしまうかな。2022/07/31
ゆうさこ
4
藤原氏関連の本を読んでいて、安倍晴明が道長に重用されていたことが度々出てきて、そう言えば昔、野村萬斎が主演して流行っていた頃、全く見なかったし、陰陽師について何も知らないな、と思い手に取った。祈祷なんてインチキで、よく職業になったもんだなと思っていたが、陰陽道は「当時なりの科学」であったようだ。それでも、道長に重用される中では、さすがの晴明も道長に都合がいいことを言っていたんだろうなと、うがった見方もしたくなってしまうが、本書の中の晴明は、信念を持ち、世に貢献しようとする人物だった。(続く)2024/12/15
モンジー
1
現代では謎の職業陰陽師の代表、安倍晴明。 それなりに脚色や現代解釈を交えて漫画に仕立てている。 巻末の賀来耕三先生の文章ともちょっと違ったりするがそれもまた良いか。2024/02/05