ポプラ選書 未来へのトビラ
世界史で読み解く現代ニュース 宗教編

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  • サイズ B5判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591160930
  • NDC分類 K167
  • Cコード C0095

内容説明

今なお、世界中で宗教にかかわる争いが繰り返されている。人間の生活に根付くようにして発展した三つの宗教が、現代とどのようにつながっているのかを知ることで、人類にとって宗教とはどのようなものなのかが見えてくる。異文化理解にも適な一冊。

目次

はじめに―なぜ今、宗教を知らねばならないのか
第1章 今、イスラム教に何が起こっているのか(イスラム教の歴史から見えてくる世界;イスラム過激派の論理)
第2章 世界に影響力をもつキリスト教の現在、そしてこれから(キリスト教が世界最大の宗教となった理由;ニュースの背後にキリスト教あり)
第3章 世界情勢の根元にあるユダヤ教(脈々と続くユダヤ教の信仰;繰り返される報復の歴史)
あとがき―世界史を学び直すために

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県生まれ。慶応義塾大学卒業後、NHKに記者として入局。事件、事故、災害、消費者問題、教育問題等を取材。1994年から2005年まで「週刊こどもニュース」に出演。2005年に独立。2012年から16年まで東京工業大学教授。現在は名城大学教授。海外をとびまわり取材・執筆を続けている

増田ユリヤ[マスダユリヤ]
神奈川県生まれ。國學院大學卒業。27年にわたり、高校で世界史・日本史・現代社会を教えながら、NHKラジオ・テレビのレポーターを務めた。日本テレビ「世界一受けたい授業」に歴史や地理の先生として出演のほか、現在コメンテーターとしてテレビ朝日系列「グッド!モーニング」などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

to boy

17
イスラム、キリスト、ユダヤの三大宗教について成り立ちと現在位置をわかりやすく記した著。入門書としてはわかりやすく高校生くらいの人にお勧めしたい内容。でも、現代の動きとの関連が少なくてちょっと物足りないかな。2021/09/30

Taka

8
宗教が何故こんなにも世界に影響を及ぼすのか。人間という生物の特徴の一つなのでしょう。イスラム教がどんな従業員か知っている?世界史への影響は?何故イスラム国は生まれた?如何にしてキリスト教は世界の支配者となったのか。弱者の宗教。分裂する宗教。十字軍戦う宗教。宣教師世界を巡る宗教。ユダヤ教って何。イスラエルというユダヤ教の国。ローマの歴史はキリスト教が絡んだ瞬間色褪せると個人的に思う。人の中に上位をつくり責任を移譲した。でも弱者強者がいる中必要なものでもある。宗教についルサンチマンとはニーチェ、身も蓋もないよ2022/03/11

mintia

7
宗教について考える良い機会になった。日本人には理解しづらい、キリスト教・イスラム教・ユダヤ教を知ることで世界の歴史が明確になり現在のニュースも理解することが出来る。2020/03/21

つき

6
現代まで影響を与える一神教の3つの宗教。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教。背景にあるものを知ることが大切だと思った。2020/05/26

shuco

3
目からウロコ。 知らないことだらけだった。 イスラム教徒のほうがキリスト教教徒より多いことも知らなかったし、イエスキリストが元々はユダヤ教徒だったことも知らなかったー。2020/01/22

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