そしてぼくらは仲間になった

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591160374
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

ズッコケ三人組シリーズ40周年記念企画!新進の作家5人が新たな「三人組」をテーマに現代ならではの友情を描くアンソロジー。★「ズッコケ三人組」シリーズ40周年記念企画★

男の子、女の子、ロボット……こんな三人組、あり!?
子ども時代に「ズッコケ三人組」の洗礼を受けた作家たちが、「三人」をキーワードに現代ならではの友情を描く、読み切り競作集。

夏祭りの夜、ひょんなことから苦手だったクラスメイトと迷子の面倒を見たり、犯罪者を捕まえることになる「夏のはぐれもの」(小嶋陽太郎)、泥だらけで学校にきたり、教室で居眠りをするクラスメイトの少女を、男子二人で放課後尾行し、彼女といっしょにサルビアの種を植えることになる「ブリリアントなサルビアを」(高森美由紀)、ネットでつながった見ず知らずのゲーム友だちが、偶然にも現実世界で協力して事件を解決する「ドラゴン退治はスニーカーで!」(福島直浩)、クラスの空気を読むことにつかれた少女が、空気の読めない、というより最初から読もうとしていない二人組と心を通わせる「生きもの仲間」(虹山つるみ)、VR(ヴァーチャル・リアリティ)ゲームの中にしか存在しないロボットを修理するために冒険する「子どもでも大人でも、男でも女でもない」(向井湘吾)、以上5編を収録。


【著者プロフィール】

小嶋陽太郎(こじま・ようたろう) 
1991年長野県生まれ。『気障でけっこうです』でボイルドエッグズ新人賞と北陸文庫大賞を受賞。著書に『おとめの流儀。』『ぼくのとなりにきみ』『放課後ひとり同盟』など。

高森美由紀(たかもり・みゆき) 
1980年青森県生まれ。『いっしょにアんべ!』でちゅうでん児童文学賞と児童文芸家協会新人賞を、『ジャパン・ディグニティ』で暮らしの小説大賞を、『花木荘のひとびと』でノベル大賞を受賞。

虹山つるみ(にじやま・つるみ) 
山口県生まれ。『セパ!』でポプラズッコケ文学新人賞を受賞。

福島直浩(ふくしま・なおひろ)
1977年東京都生まれ。著書に『サンタ・カンパニー プレゼント大作戦』、「怪盗ジョーカー」ノベライズシリーズなど。

向井湘吾(むかい・しょうご)
1989年神奈川県生まれ。『お任せ! 数学屋さん』でポプラ社小説新人賞を受賞。著書に「トリプル・ゼロの算数事件簿」シリーズなど。

小嶋 陽太郎[コジマヨウタロウ]
著・文・その他

高森 美由紀[タカモリミユキ]
著・文・その他

福島 直浩[フクシマナオヒロ]
著・文・その他

虹山 つるみ[ニジヤマツルミ]
著・文・その他

向井 湘吾[ムカイショウゴ]
著・文・その他

内容説明

こんな三人組、あり!?男の子、女の子、ロボット…いろんな形の友情に活躍中の作家5人が挑んだ、超胸熱アンソロジー。「ズッコケ三人組」シリーズ40周年記念。

著者等紹介

小嶋陽太郎[コジマヨウタロウ]
1991年長野県生まれ。『気障でけっこうです』でボイルドエッグズ新人賞と北陸文庫大賞を受賞

〓森美由紀[タカモリミユキ]
1980年青森県生まれ。『いっしょにアんべ!』でちゅうでん児童文学賞と児童文芸家協会新人賞を、『ジャパン・ディグニティ』で暮らしの小説大賞を、『花木荘のひとびと』でノベル大賞を受賞

福島直浩[フクシマナオヒロ]
1977年東京都生まれ。著書に『サンタ・カンパニー プレゼント大作戦』、「怪盗ジョーカー」ノベライズシリーズなど

虹山つるみ[ニジヤマツルミ]
山口県生まれ。『セパ!』でポプラズッコケ文学新人賞を受賞

向井湘吾[ムカイショウゴ]
1989年神奈川県生まれ。『お任せ!数学屋さん』でポプラ社小説新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケ・セラ・セラ

11
那須さんの「ズッコケ三人組」を愛する若手5人による短編集。タイプが違う、絶対友だちになるとは思えない、そんな3人がひょんなことで近い存在になる。表紙にもなっている「夏のはぐれもの」がテンポ良く楽しかった。「生きもの仲間」は息苦しく自分に無理して友だち関係を続けている子に読んでほしい。趣きは異なるが、それぞれ気持ちの良い読後感。作者さんたちの今後が楽しみ。2019/07/12

まめもやし3

3
どれも本当に三人がすっごく仲良しなわけではなく、何かを通じて仲間っぽくなった話。どれも微妙に切ない。2019/01/04

joyjoy

2
3人、だからこその関係。どれも面白かった。「生き物仲間」、マリンバでのトレモロ、自分にも聞こえてきそうだった。2019/04/27

入谷 聡 (illy)

2
5年生たち、かわいすぎる!!みずすさんの表紙イラストでジャケ買いしたら大当たり。イチオシは虹山つるみさんの「生きもの仲間」。若手作家5人とも良い文体です。2018/11/30

kuntan

1
この本は、三人の仲間にどうしてなったのかという本。 五つの物語の中で一番良かったのは、「ドラゴン退治はスニーカーで!」です。 ゲーム内で知り合った三人と一緒にクラスメイトの保夫をいじめている中学生を撃退する話。 良かったが、最終的に少し謎が残ってしまっている。だが、読んでみれば、その謎が解けても解けなくてもいい謎だ。 ぜひ読んでみてください。2020/01/05

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