ポプラ社の絵本<br> ゆうなとスティービー

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ポプラ社の絵本
ゆうなとスティービー

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  • サイズ A4判/ページ数 40p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784591159743
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

ゆうなの家は和牛肥育の農家。ある冬の日生まれた子牛は目が見えません。牛のスティービーが「出荷」されるまでの2年半の物語。ゆうなの家は牛を飼っている農家です。ある冬の日生まれた子牛は目が見えません。スティービーと名付けられたその子牛はゆうなが世話をすることになりました。
ゆうなが名前を呼ぶと耳を傾け話を聞いてくれるスティービー。ゆうなはスティービーと共に成長していきます。やがて、2年半の歳月がたち、スティービーもりっぱな和牛に育ちました。「明日スティービーを出荷するよ」とお父さんがいいます。そのことばにゆうなは…。
──大切に育てられる牛たち、それはおいしく食べてもらうため。お父さん、お母さんの「たくさんの人たちの<食>を支えている誇り」を感じながら、主人公は成長していきます。
実際に農業に従事している堀米薫先生でなくては書けない、力強くやさしい物語です。

堀米 薫[ホリゴメカオル]
著・文・その他

丸山 ゆき[マルヤマユキ]
イラスト

内容説明

青い目をした子うしのスティービー。うれしいときも。かなしいときも、いつもはなしをきいてくれる。いつもわたしたちはいっしょ。いつも、そして、いつまでも。はる、なつ、あき、ふゆ、きせつはめぐり、いのちはつづく。

著者等紹介

堀米薫[ホリゴメカオル]
1958年、福島県生まれ。岩手大学大学院修了。日本児童文芸家協会会員。「季節風」「青おに童話の会」同人。『チョコレートと青い空』(そうえん社)で、第41回児童文芸新人賞を受賞、本作は第58回全国課題図書に指定される。『あきらめないことにしたの』(新日本出版社)で第2回児童ペン大賞受賞

丸山ゆき[マルヤマユキ]
東京都に生まれる。1991年にイラストレーターとして活動を開始し、手描きのあたたかみのある作品を数多く発表している。JACA準入選、「イラストレーション」誌(玄光社)第115回ザ・チョイス展入選。一般書の挿画、教科書、PR誌などのイラストで活躍する一方、個展やグループ展も積極的におこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どぶねずみ

24
畜産業を営む家で育つゆうなちゃん、なんて理解のある子どもなんだろうか。私だったら、大人の今ですらペット同様に数年同じ時間を過ごしたスティービーを食肉として売っていくなんて、絶対に認めたくない。いくら「人間の命になるんだよ」なんて言われても、スティービーだけは特別だと思いたい。名前をつけるくらい愛情を注いでいたんだから。これ読むのは辛すぎる。これが「いただきます」ってことかぁ。2024/06/10

わむう

23
畜産業を営む、ゆうなの家に目が見えない子牛が産まれました。スティービー・ワンダーに因んで「スティービー」と名付けられ可愛がられます。特別な存在なはずのスティービーが他の牛と同じように肉牛として売られる別れのシーンは辛いですが、たくさんの人の血肉となるためと子どもながらに理解しているゆうなのプロ意識に関心します。2019/12/05

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

18
堀米薫さんの実体験を絵本化。盲目で生まれた子牛にスティービーと名づけ育てます。家畜に名前はつけませんが、スティービーは盲目、声で認識できるようあえてです。他の牛よりも手をかけたスティービーも大きくなり出荷されることになります。辛い別れですが、それがみんなの命に繋がります。「いただきます」「ありがとう」2022/05/16

ヒラP@ehon.gohon

15
牛飼いの牛は、人の命を支えるために売られていくのです。 そう考えると、ゆうなのやるせない気持ちと、納得させる宿命感を想像してしまいました。 盲目で産まれた子牛に、スティービー・ワンダーの名前を付けて育てた家族は、懸命にその牛が育つことを願ったのでしょう。 売られていく牛に、普通は名前を付けないということも解るだけに、スティービーへの愛情はひとしおだったに違いありません。 決して食肉のためだったとは思わないのですが、出荷の日のスティービーとゆうなの姿は想像を越えてしまいました。 2019/01/05

遠い日

12
畜産を生業とする堀米さんの実体験を基にしたお話。だいじに育てても、牛はペットではなく、出荷する商品だ。盲目の子牛を懸命に育てる日々の苦労は、ことばでは表せないものだったろう。ゆうなとともに育ち、ゆうなが手塩に掛けたスティービーは、たくさんの温かな思い出を残してくれた。命をいただくことのありがたさを、今一度考える。2018/11/21

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