「ぼくら」シリーズ ぼくらの卒業旅行（グランド・ツアー）

宗田 理【作】

ポプラ社（2018/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 286p／高さ 20cm
• 商品コード 9784591159279
• NDC分類 K913
• Cコード C8093

出版社内容情報

英治たち高校３年の冬、それぞれ大学受験を終えて、アジア諸国をめぐる卒業旅行へと出発する。高校最後の大旅行で大あばれ！いくぞ！　高校最後の大旅行！
いろんなことがありました


昔、イギリスの貴族の子弟は、勉強のため、
先進国であるフランスやイタリアを一年もかけて旅行した。
それをグランド・ツアーというそうだ。
おれたちも、高校を卒業する思い出に、大旅行を企画した。
行き先は、シンガポール、マレーシアなどアジアの国々。
行きたがっていた冴子の気持ちも胸に──
いざ、全員で卒業旅行に出発だ！


＜目次＞

?　さよなら冴子
?　入試の季節
?　シンガポールへ
?　虐殺の村
?　バンコク・おやじ狩り
?　メコンは流れる

イラスト　加藤アカツキ

宗田　理［ソウダオサム］
著・文・その他

加藤　アカツキ［カトウアカツキ］
イラスト

内容説明

昔、イギリスの貴族の子弟は、勉強のため、先進国であるフランスやイタリアを一年もかけて旅行した。それをグランド・ツアーというそうだ。おれたちも、高校を卒業する思い出に、大旅行を企画した。行き先は、シンガポール、マレーシアなどアジアの国々。行きたがっていた冴子の気持ちも胸に―いざ、全員で卒業旅行に出発だ！

著者等紹介

宗田理［ソウダオサム］
１９２８年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業。父親の死後、少年期を愛知県ですごす。大学入学と同時に上京、出版社勤務を経て作家活動に入る。１９７９年、直木賞候補作となった『未知海域』で作家デビュー、社会派ミステリーや企業情報小説等で活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[spatz]

「この本を読んで日本人の愚かさや残虐さがわかり、僕は、いままで日本はずっと被害を受けていた国だと思っていた、極端に言えばかわいそうな国というイメージを持っていた。だけども、日本人は沢山の被害や苦しみも与えていたんだなと思い、すこしばかり日本人であることが悲しくなってしまった」(中1男子)そこまで言わせるほどの本だとは予想外だな。終戦記念日だね。

[こゆ]

ぼくらシリーズ33冊目。小4、一人読み。

2024/01/12

[H]

2022年3月21日以前の読了本

2022/10/05

[m]

日本の行った植民活動に関する説明が多かった。英治達が昔ほどどんちゃん騒ぎをしなくなったことに寂しさを感じた。

[ちなつ]

こんな歴史があるなんて知らなかったので、びっくりした。

2020/07/10