ポプラ文庫ピュアフル 天才遺体修復人Ｍ―この夜の果てで、君を葬送（おく）る。

葉月 香【著】

ポプラ社（2018/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 319p／高さ 15cm
• 商品コード 9784591158760
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

これは善なのか、悪なのか――。
衝撃のラストに涙が止まらない、資格を剥奪された遺体修復人の生と死を超えた究極の感動作！これは善なのか、悪なのか――。
衝撃のラストに涙が止まらない、資格を剥奪された遺体修復人の生と死を超えた究極の感動作！

どんな遺体もまるで生きているかのように復元できる天才遺体修復人『Ｍ』。彼はこの世ならざる光を見、死者の言葉を聞き取るという。が、ある理由で資格を剥奪された。それでも依頼は途切れることはない――。専門学校で葬儀学を専攻する葉山ケイトは、事故死した父がＭの施術を受けたことがきっかけで彼を探し始める。百合の花を目印に出会ったふたりを待つ運命は……。この生の先にあるものは何なのか――読めば必ず涙する！　切なくも美しい感動作。

■著者
葉月香(はづき・こう)
大阪府生まれ神戸市在住の現役薬剤師。猫と酒と旅を愛す。死ぬまでに行きたい場所はウユニ塩湖。本作は初の書籍化となり、小説投稿サイト「小説家になろう」に掲載され、人気を博した。

葉月　香［ハヅキコウ］
著・文・その他

内容説明

どんな遺体も、まるで生きているかのように復元できる天才遺体修復人『Ｍ』。彼はこの世ならざる光を見、死者の言葉を聞き取るという。が、ある理由で資格を剥奪された。それでも依頼は途切れることはない―。専門学校の葬儀科で学ぶ葉山ケイトは、事故死した父がＭの施術を受けたことがきっかけで彼を探し始める。百合の花を目印に出会ったふたりを待つ運命は…。この生の先にあるものは何なのか―読めば必ず涙する！切なくも美しい感動作。

著者等紹介

葉月香［ハズキコウ］
大阪府生まれの現役薬剤師。『天才遺体修復人Ｍ―この夜の果てで、君を葬送る。』が初の書籍化となり、小説投稿サイト「小説家になろう」に掲載され、人気を博した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[eyemu]

★★☆☆☆ 一つ一つをもう少し長く深く描いてくれてたら、もっと良かったー。 きれいな世界だった。

2022/01/21

[マサキ＠灯れ松明の火]

【療休中…更新遅延中】死の世界が全ての遺体修復人・｢M｣ことマリエル。生きながらも死を感じさせるケイト。出会うべきではなかった2人が出会ってしまった時、静謐なる死の世界が全てを覆い尽くす。…………………うーん。。微妙？微妙？

2019/10/14

[悠]

エンバーミングの天才❢　何だか切ない！でも、マリエルが見ていた世界に憧れる。 この世とあの世と狭間で、どちらにも存在しない心。

2022/10/07

[チェス]

お話しに引き込まれ、、切ないですなぁ。

2021/01/12

[黎雪]

死を扱う作品故の、独特の仄暗い空気感はある。ただ、全体を通しての印象は透明な静謐さの方が残ったかな。個人的にはかなり好みの作品でした。他に著作が出てれば読みたいと思います。

2019/02/13