ポプラポケット文庫 トリプル・ゼロの算数事件簿〈ファイル７〉

向井 湘吾【作】/イケダ ケイスケ【絵】

ポプラ社（2018/05発売）

• サイズ B40判／ページ数 320p／高さ 18cm
• 商品コード 9784591158692
• NDC分類 K913
• Cコード C8293

出版社内容情報

ついに“王のカギ”を手に入れた児童会により、厳しい取り締まりが始まった。トリプル・ゼロは虎山会長に、最後の戦いを挑む。見せてやるよ。算数の持つ、無限の可能性を！
全員のパワーが集結する、シリーズ最終巻！


ついに“王のカギ”を手に入れた児童会は隠されていた秘密の機械を得て、それによる生徒の厳しい取り締まりが始まった。トリプル・ゼロは虎山会長に、最後の戦いを挑む。策略をめぐらせたアンケート対決で明らかになったのは、衝撃の事実──！　そして、その先にはまだ最後の相手が待っていた。
人気シリーズ、ついに完結！


＜目次＞

ミッション１
真実を見抜け！　運命の論理バトル！

１　寿命が縮む!?
２　なくしたもの、なくさなかったもの
３　宙、行動開始
４　師弟対決
５　七日間の勝負の行方
６　五円玉のご縁
７　究極の頭脳戦
８　決戦前夜
９　ドミノ倒し、始まる
10　大きすぎて見落としたウソ　
11　決闘の裏──もう一つの作戦
12　最悪のメッセージ

ラストミッション
決着をつけろ

１　六千四十六万六千百七十六分の一
２　勝ち目のない戦い
３　反撃ののろし
４　集え、ヒーローの旗のもとに
５　英雄の役割
６　おそるべきワナ
７　人体消失
８　十秒の攻防
９　絶叫
10　勝者と敗者と命知らず
11　美音
12　ミッション・コンプリート

エピローグ

あとがき　向井湘吾／イケダケイスケ

向井　湘吾［ムカイショウゴ］
著・文・その他

イケダ　ケイスケ［イケダケイスケ］
イラスト

内容説明

ついに“王のカギ”を手にいれた児童会の、厳しい取り締まりが始まった。トリプル・ゼロは虎山会長に、最後の戦いを挑む。策略をめぐらせたアンケート対決で明らかになったのは、衝撃の事実―！人気シリーズ、ついに完結！小学校上級～

著者等紹介

向井湘吾［ムカイショウゴ］
１９８９年、神奈川県生まれ。東京大学卒業。高校在学中、日本数学オリンピック予選にてＡランクを受賞し、本選に出場。『お任せ！数学屋さん』にて第２回ポプラ社小説新人賞を受賞し２０１３年にデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[つき]

ほんのちょっと変われば、誰でもヒーローになれるのかも知れない。師匠こと、神之内宙くんが数学屋さんを始めるきっかけになった出来事だと思うと感慨深いシリーズ。

2019/03/11

[サト]

30年前の小学生は、子のいる保護者になりましたが、当時は大人を頼らず、しかし解決できないまま事件に蓋をしました。 30年経ち、トリプル・ゼロと、応援する仲間達が、繋いだ知恵や勇気と計算で乗り越えます。 「うそつきのパラドックス」でいじめの犯人を探す現代の問題と、シリーズ全体を覆う人間関係の問題を解決していきます。 そもそも人は算数通りに動かない、という現実を突きつけられますが、大人も低学年も協力しあって解決していき、大団円な着地でした。 読み終わるのが惜しいシリーズでした

2025/02/24

[シュンスケ]

2018年66冊目。 ジュブナイルらしい大団円。盲目的な正義の危うさというか、結構深いテーマを掘り下げてくる。これを読む子供たちにも響いてくれるといいな。 ★★★★☆

2018/06/09

[おひさま家族]

小５次男読了。シリーズ完結。

2020/10/17

[リリー]

最後の巻。読了！

2019/09/30