出版社内容情報
ふたごのこねずみ、ティモシーとサラは友だちのリックといっしょに野いちごつみ。いちごをお母さんに持って帰ろうと言うティモシーにリックは「ぼくはお母さん、いないから」。そして、リックはお母さんの話を聞かせてくれたのです。──「死」と「残された者」。大切なひと(もの)の死に直面した後に、ひと(もの)が再生するときの力強さ、そしてやさしさを伝えます。しみじみと味わい深い物語。
芭蕉 みどり[バショウミドリ]
著・文・その他
芭蕉 みどり[バショウミドリ]
イラスト
内容説明
森はこころをぎゅっとだきしめてくれる。そして、こんなにやさしいえがおをくれるよ。たいせつなだれかに読んであげたいこころがあたたかくなるものがたり。
著者等紹介
芭蕉みどり[バショウミドリ]
東京に生まれる。グラフィックデザインの会社に勤務したのち、フリーのイラストレーターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いっちゃん
7
リック、お母さんいなかったんや。お母さんが大好きだった木に救われていたのに、嵐でまた木を失ってしまう。またそれを乗り越えて頑張っているリックを、これからは違った目でみてしまうな。かっこいいな。2018/05/22
遠い日
6
リックの生い立ち。お母さんの大好きだった木を通して、森のことを少しずつ知っていったリックの成長が眩しい。悲しみの底から知らず知らずはい出るように、リックを導いてくれたお母さんの思い出の木。森の神秘を感じる。2018/04/27
ぱんだ
4
我が家の5歳児、初めて絵本で泣きました。 途中でビックリする衝撃の場面があって悲しくなったみたい。 長いけど面白かったです。
2時ママ
4
次女 小1 ひとり読み。2018/03/16
timeturner
3
あまりにも芸のない文でびっくりしたけど、絵描きさんが文も書いているのか。やめたほうがいいと思う。語りたいことがあるのはわかるけど、それを作家さんに伝えて文章にしてもらうべきだ。2018/06/28