見習い魔女ベラ・ドンナ プレゼントは魔法のほうき

サイムズ，ルース【作】〈Ｓｙｍｅｓ，Ｒｕｔｈ〉/神戸 万知【訳】/はた こうしろう【絵】

ポプラ社（2018/01発売）

• サイズ A5判／ページ数 163p／高さ 22cm
• 商品コード 9784591156810
• NDC分類 K933
• Cコード C8097

出版社内容情報

11歳の誕生日にすてきなパーティーを開いてもらったベラ・ドンナ。プレゼントの魔法のほうきで飛ぶ練習を始めたけれど……。「もっと空を飛びたい！　もっと魔法を使いたい！」
自分のほうきを手に入れた見習い魔女ベラ・ドンナに、キケンな魔法のゆうわくが……。
イギリスで人気のファンタジー読物シリーズ、第3弾！

★あらすじ
児童養護施設で育ったベラ・ドンナは、物心ついた時から魔女になりたい！　と願い続け、リリスさんという魔女に引き取られます。
修業に打ち込み、魔女としての資質の高さを発揮し始めたベラ・ドンナは、11歳の誕生日にリリスさんから魔法のほうきを贈られます。
ある夜、ルールを破って一人で長時間ほうきで飛び回ったため、ほうきは動かなくなってしまいます。さらに、ベラ・ドンナは、リリスさんの魔法事典をこっそり使って、自分の考えに従わせる魔法を友達やリリスさんにかけたため、おそろしいことが起きてしまいます！

★無理やり人の気持ちを動かすことのおろかさを知ったベラ・ドンナが、魔女としても人間としても、またさらに成長します。

ルース・サイムズ［ルースサイムズ］
著・文・その他

神戸　万知［ゴウドマチ］
翻訳

はた　こうしろう［ハタコウシロウ］
イラスト

内容説明

十一歳の誕生日に、魔法のほうきをおくられた、見習い魔女ベラ・ドンナ。もっと練習して、どんどん魔法を使いたいのに、見習い魔女には、きびしいルールがいっぱい。おまけに、学校でもいやなことばかり…。そんなベラ・ドンナに、人の心をあやつるキケンな魔法のゆうわくが！？

著者等紹介

サイムズ，ルース［サイムズ，ルース］ ［Ｓｙｍｅｓ，Ｒｕｔｈ］
１９６２年、ロンドン生まれ。学習障害児の教育法を学び教職についた後、シンガポールやタスマニアでくらす。介助犬になる子犬飼育ボランティアを経て、子どもの本を書き始める。作品に「見習い魔女ベラ・ドンナ」シリーズ（ポプラ社）のほか、ミーガン・リクス名義で動物を主人公にした読み物がある

神戸万知［ゴウドマチ］
英米文芸翻訳家。ニューヨーク州立大学卒業。白百合女子大学大学院博士課程満期退学。訳書多数

はたこうしろう［ハタコウシロウ］
１９６３年、兵庫県に生まれる。数多くの絵本を手がけるほか、イラストレーション、装丁の分野でも活躍している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[マツユキ]

シリーズ３作目。リリスさんと暮らすようになって、初めての誕生日を楽しんだベラでしたが…。魔女といえば、ほうきですが、こんな付き合い方があるのか、と面白かったです。魔法、奥が深い。ベラが、人間関係のなかで、不満を持つようになったのも、成長なのかも。失敗して、助けてもらって、立派な魔女になっていくんだろうなと安心して読めます。

2024/05/18

[kyonkyon]

はたこうしろうさんのイラストの、あまりの可愛らしさに手に取ってしまいました。でも、これ3巻だったのですね。シリーズモのは順番に読みたい私はとしては、しまった感があったのですが、それは杞憂というものでした。ベラ.ドンナは養子縁組なのですが、海外では当たり前にあることだそうで、そんなところも素敵だと思います。

2018/06/14

[みやちゃん]

かわいいイラストで子ども達も読みやすいシリーズだと思います。みんな違うのがいい、に気が付いたベラドンナ、素敵な魔女になれるといいね。

2018/07/17

[kokotwin]

いろいろできるようになるともっとやりたいと思うよな。だめだと思っても、とめられない。失敗しちゃうのはしょうがないけど、まさか自分の想像以上のことが起きちゃうと、負の連鎖だよね。ベラ・ドンナは、リリスさんがいて良かった。いろんなことに気がつけて良かった。

2020/04/30