出版社内容情報
作家をめざす小学生のわたしと、大学生のわたし。時をこえて、こっくりさんの呪いがふりかかる――ダブルで怖い怪談集!
内容説明
ひそかに作家にあこがれていたわたしは、友人にすすめられて物語を書くことになった。ぐうぜん手にしたノートに文章を書き進めていくと、なぜか書いたことが現実になって…。数年後、大学生になったわたしにも呪いがふりかかる…ダブルで怖い怪談集!小学校上級~。
著者等紹介
緑川聖司[ミドリカワセイジ]
『晴れた日は図書館へいこう』で日本児童文学者協会長編児童文学新人賞佳作を受賞し、デビュー
竹岡美穂[タケオカミホ]
フリーイラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つきかげ🌙
35
小学生向けの怪談話。普段スティーブンキング等のこてこてのホラーを読んでいるので、トイレの花子さんとかこっくりさんとかテケテケ(知ってますか?)とかほのぼのしていて良かった。話もきちんと収束していて良かったです。2019/03/03
ほんね。
8
緑川聖司さんの「本の怪談」シリーズは小中学生の頃に夢中で読んでいました。久しぶりに新刊が出てる!とワクワクして刊行日付を見たら2017年…おや?笑 児童書コーナーからはだいぶご無沙汰していたようです。今回は主人公が自分で物語を書いて七不思議を集める中で、書いたままの怪奇現象が起こるお話。そして毎度登場の山岸さん。山岸さんは本当に何者なんだろう…?児童向けだからさすがに怖さは劣るものの、懐かしくてすぐに読み終わりました。2019/02/02
☆Ruy
7
自分が書いた物語と同じように怖い目にあう。文章を書いているノートに何かしら原因があるらしい。ここにも謎の山岸さんが登場。シリーズにちょいちょい出るのはFFシリーズのシドみたい。児童書だけどハマる❗主人公の井上まみは作家を目指している。小学生から大学生まで登場。高校生で作家デビュー。この後のあなたの本にもみんなの本にも登場。怪談好きは怖い目に会いがち。2025/01/20
dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない
3
怖い話を読みすぎて、怖い話展開がだいたいよめるようになってしまった私。そんな退屈な状態をぼやいていると、友人に自分で怖い話を書いてみたらどうかと勧められた。小説を書くことに憧れていた私は、怖い話を書き始めるが……。 *** 児童向けの怪談本。このシリーズは多く出ており最初から読み進めようと思ったが、それぞれが独立しているようなのでこちらから。 内容は軽めの怪談話が十数話ほど。どれもサックリ読める。 学校の七不思議がテーマのためどこかで聞いたことがある話もあるが、2020/01/24
ふみら
3
ノートに書いた怪談が現実に起こっていく。こっくりさんは帰らせて、無事に解決したと思いきや、数年後主人公が大人になってからまたもや怪奇現象が。この本を原作にして大人向けに脚色した作品を読んでみたい。2018/01/08
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