出版社内容情報
はじめての電車のひとりたび。ところがその電車は、乗っているお客さんはみんな妖怪! 妖怪だらけの電車でぼくは・・・?
内容説明
はじめてのひとりたび。おじいちゃんおばあちゃんのすむりゅうじんむらまででんしゃのたび。ところが、ぼくがでんしゃにのりこむと…しゃないのおきゃくさんはなんと、ようかいばかり!
著者等紹介
ナカオマサトシ[ナカオマサトシ]
中尾昌稔。和歌山県に生まれる。教育テレビ番組の制作などを手がけるかたわら、『うれないやきそばパン』(富永まい・文、いぬんこ・絵、金の星社)で絵本作家としてデビュー。『いってらっしゃい うんちくん』(イヌイマサノリ・絵、ひさかたチャイルド)では、「第4回わかやま絵本大賞2016」大賞受賞
ドーリー[ドーリー]
1986年、大阪府に生まれる。京都精華大学卒業。イラスト、マンガ、切り絵などの制作で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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yomineko@ヴィタリにゃん
59
和歌山ご出身の作者@龍神線の妖怪たちを描く。駅名が楽しい。一人旅で乗った男の子。何とそれは妖怪電車(笑)天狗は自慢の鼻で人間の匂いがないかかぎ分けるが難を逃れる。あかなめ車掌の舐め攻撃も撃退!もガマガエルにバレてしまいアウト~だけど実は優しい妖怪達で昔みたいに子どもと遊びたかったらしい😊駅に着いたらおじいちゃんがお出迎え😊登場するろくろ首がなぜか金髪美人(笑)2023/11/14
Cinejazz
15
〝今日ぼくは、初めての一人旅で、お爺ちゃんとお婆ちゃんの処へ行く電車を捜していると「竜神村行き、間もなく出発しまーす❢」のアナウンスが聞こえたので、慌てて電車に駆け込みました・・・なんと❢ そこで目にしたのは❢・・・妖怪⁉ 妖怪だらけ❢・・・そして耳にしたのは「お客さまの中に、人間がひとり入りこんでいるようです。これより、お客さまの臭いを、お一人づつ確認にまいりま~す」という車内アナウンスでした・・・〟妖怪電車が走る舞台は、作者の祖父が住む和歌山の山里・・・正体が人間だと分かれば、どうなってしまうのか?2024/12/04
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
特別支援学級中学年ブックトーク授業。1年が経つと絵本の好みも変わり、今回は大好きな妖怪の絵本を夏休み貸し出ししました。読み聞かせしたら、「バレなくてよかったねぇ」とドキドキしてくれたようです。 【SDGs9 産業と技術革新の基盤をつくろう(乗り物 汽車・電車一般)】2021/07/13
喪中の雨巫女。
13
《本屋》やさしい電車に乗れてよかった。無事に着けてよかった。2017/08/06
マツユキ
11
おじいちゃんの家に行くため、男の子が一人で電車に乗ると、なかは妖怪だらけ。はらはらどきどき、楽しい絵本でした。2018/10/21