出版社内容情報
こぐまのブラウンは森のなかで「へんてこなもの」を見つける。やがて街でピアニストとして大成功を収めるも、森が恋しくなり……。
内容説明
ある日、森のなかで、こぐまのブラウンは、へんてこなものを見つけました。そーっと、さわってみるとそれは…。夢をかなえること、そして大切な友だちとのつながりを描いた心あたたまる物語。2016年ウォーターストーンズ児童書賞(絵本部門)受賞作。
著者等紹介
リッチフィールド,デイビッド[リッチフィールド,デイビッド] [Litchfield,David]
イラストレーター。イギリスのベッドフォードシャー生まれ。幼少期から絵を描き始める。雑誌・新聞の挿絵や装画、Tシャツのイラストなどを手がける。『クマと森のピアノ』でデビューし、2016年にウォーターストーンズ児童書賞(絵本部門)を受賞
俵万智[タワラマチ]
歌人。大阪府門真市生まれ。早稲田大学在学中に短歌を始める。第一歌集『サラダ記念日』(河出書房新社)で第32回現代歌人協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
173
物語が進むにつれて、ピアノから響き渡る奏でと、森の仲間たちとの心の広がりが共鳴していく。その中でも、この絵本は特に光の表現が印象的で素晴らしい。木漏れ日のきらめきで始まり、耐えきれなくなるほどの眩しさに目をつむる。どんなに輝きを放たれたとしても、それが人為的なものと感じるとき、心を閉ざしてしまうことがある。名声を得るために音楽があるわけではないのだから。哀しみの果て、優しい陽光が射す鍵盤にそっと指が触れると、その瞬間の美しき希望はひとり見上げた夜の瞬きや森のざわめきとともに重奏となり、喝采に包みこまれる。2026/05/07
美紀ちゃん
80
うっとりするほど絵が良い。スターの地元凱旋の話。地元で受け入れてもらえるのかわからなくて怖いのかもしれない。BLUE ENCOUNTが地元の熊本で始めてライブをする時にそう言っているのを思い出した。地元は温かい受け入れ方をしてくれて、その感動は、経験した人にしかわからないのかも。新聞の切り抜きやグッズ雑誌のページなど、自分に関連するものがたくさん飾られているのは、ホントに涙が出るほど嬉しいはず。愛を感じる。スターに送りたい絵本♬2019/03/15
MI
77
クマのブラウンは森で不思議なものを見つけました。触ると音がするもの。はじめは触るだけ、気になって毎日少しずつ触っているとメロディになっていくのがわかりました。ブラウンはピアノに出会いました。クマがピアノを弾いていると噂になり、ブラウンは街でピアノを弾くことになりました。人気者になり、毎日拍手喝采を浴びるけど、何か寂しい。クマのブラウンの最後はとても温かい物語。2023/09/29
ままこ
68
ポロンポロン♬表紙のピアノを弾くクマの表情が良い。こぐまの頃森で見つけたピアノ。素敵な音に導かれここじゃないどこかへ行ってみたいと思うようになる。森を出て街でピアニストとして成功するのだけれど…。温かく優しさに包まれた絵本だった。2018/01/21
yanae
67
お気に入りさんのレビューを読んで手にした絵本♡素敵な絵を描くデイビットさんはこれがデビュー作のよう。そして、訳が俵万智さん~♡素敵すぎる。森でふしぎなものを見つけた熊のブラウン。さわってみると素敵な音が。ピアノとの出会い、町での成功、そしてかけがえのない仲間たち。最後はうるうるしました。素敵な絵本でした♡2019/04/04




