出版社内容情報
愛する我が子。だけれど、ついつい叱ってばかり。子どものいいぶんを聞いていますか？それを知ったときに「ごめんなさい」と言えていますか？
内容説明
「しっかりしなさい！」「せっかく買ってあげたのに！」「こんなにちらかして！」子どもをつい、大きな声でしかってしまうことがありませんか？でも、子どもには子どもの「いいぶん」があるのです。―子どもの声に耳をかたむければ、家族がもっとつながれる。もっとあったかくなる。
著者等紹介
サトシン［サトシン］
１９６２年、新潟県に生まれる。広告制作プロダクション勤務、専業主夫、フリーのコピーライターを経て絵本作家になる。親子のコミュニケーション遊び「おてて絵本」を発案。普及活動にも力を入れている。大垣女子短期大学客員教授
羽尻利門［ハジリトシカド］
１９８０年、兵庫県に生まれる。立命館大学国際関係学部卒業。児童書のさし絵、絵本の分野を中心に幅広く活動している。日本児童出版美術家連盟会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おくちゃん🌸柳緑花紅
87
怒る前にちゃんと理由を聞いていたら怒らずにもしかしたら褒めることになることってかなりある。理由を話してくれる時もあれば、頑なに話してくれない時もある。遠い昔の私の子ども育て、特に最初の子は、お互いに素人で今更ながらいっぱい「ごめんなさい」。間違いだらけだったけど寝顔に向かってごめんって言ってたんだよ。怒った顔も泣いた顔も笑った顔も全部可愛くて大好きだったんだよ。2018/01/20
ベーグルグル （感想、本登録のみ）
52
読みながら頭をガツンとやられました。子供の行動には理由があるのに、子供が少しずつ大きくなるにつれて、そして自分に余裕がなくっていると、頭がごなしに怒ってしまっていた。たった９文字「どうしてそうしたの？」っていう言葉も言えない自分に腹が立ちます。でもこの本が教えてくれた今、少しは自分の成長を信じて、子供に問いかけて、自分の非も認められる親になるように努力しよう。親世代、いや、大人に是非とも読んでほしい１冊。#ごめんなさい #NetGalleyJP2021/09/16
さっちゃん
48
涙があふれて止まらない。あれだけ「ごめんなさい」を言わせていたのに、私は子ども達にきちんと「ごめんなさい」を言えてなかった。毎日が無我夢中だったあの頃は、なかなか思い通りにいかなくて一緒に泣いてしまいたいことも多かった。泣きたいのはあなたたちだったのね。ちゃんと理由を聞いてあげなくてごめんね。ダメダメなお母さんなのに、健康に真っすぐに優しく育ってくれて本当にありがとう。 #NetGalleyJP2021/09/15
chiaki
35
これは…想像していた以上に心に刺さり、涙じんわり。子どもに頭ごなしに怒ってしまうこと、よくある。じっくり話を聞いてみると、実は自分の早とちりだった…なんてこと、ホントよくあるなぁ。子どもたちにもちゃんと理由があるんですよね！それが分かった時には、素直に「ごめんなさい」の一言を言える親でありたいです。ラストのページ、もうホントこの言葉に尽きます！そして、いつもありがとう。2話目の挿絵、本の背タイトルに思わず目が行く。『学校司書の女』とか『ラーメン』『うどん』『めんるい』とか、思わず笑ってしまいました。2019/11/17
たまきら
28
編み物中に娘が読んでくれました。おたがいほっこり。ごめんなさい、のパワーってすごい。2019/11/09
