出版社内容情報
芦原 すなお[アシハラスナオ]
内容説明
ある寒い寒い秋の夕方、少年探偵団の井上君とノロちゃんは奇態な緑の老婆に遭遇し、恐ろしい目に遭う。同じ頃白金の大富豪のもとに、怪人二十面相から犯罪予告が届く。出張中の明智探偵に代わり、小林少年が現場に乗り込むが―少年探偵団オマージュ作品第四弾!
著者等紹介
芦原すなお[アシハラスナオ]
1949年香川県観音寺市生まれ。早稲田大学文学部卒。86年『スサノオ自伝』でデビュー。90年『青春デンデケデケデケ』で第27回文藝賞、翌年に第105回直木賞を受賞。2005年に、観音寺市の名誉市民として顕彰される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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enmys07
7
芦原さんの、少年探偵団オマージュ作品。 キャラクターのゆるさ、舞台など芦原さんらしく仕上がっています。2017/06/17
Jimmy
2
いくら 芦原すなおでも、少年探偵団のオマージュは面白くなりようがなかったです。 2017/09/21
Yukari.K
2
江戸川乱歩の少年探偵団ではなく、芦原すなおの少年探偵団、になっている。しかし少年探偵団シリーズであることは間違いないのだ。二十面相も緑魔帝王も小林少年もあっぱれ!2017/06/15
本命@ふまにたす
1
江戸川乱歩の少年探偵シリーズへのオマージュ作品。エンターテイメントとしてかなり面白くかけている印象で楽しめた。あとは、解説でも触れられているが、乱歩とは違ったユーモアセンスがよい。2022/02/11
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