出版社内容情報
子孫を残すために小さな魚たちは、さまざまな作戦をとっています。個性あふれる数かずの大作戦を迫力の写真で紹介します。
内容説明
さかなたちのだいじなしごとは、たまごをうんでこどもたちをのこすこと。かわのなかをのぞいてみると、さかなたちはあのてこのてで、たまごをまもろうとがんばっています。さかなたちの「たまごだいさくせん」をのぞいてみましょう!
著者等紹介
内山りゅう[ウチヤマリュウ]
1962年、東京都生まれ。東海大学海洋学部水産学科卒業。ネイチャー・フォトグラファー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
59
写真絵本。生き残るために、魚たちは卵をたくさん産む。卵を隠す、守るなど様々な工夫をしている。淡水魚のみ▽カワヨシノボリ、サケ、ニッポンバラタナゴ、カワヒガイ、トミヨ、コイ、ミナミメダカ、ナマズ、オヤニラミ、ムギツク▽読み聞かせ向き。ひらがななので、低学年の一人読みにも向く2020/06/03
たーちゃん
23
息子は「色んな魚の卵が見られて楽しかったね」と言っていました。2023/05/19
ふじ
18
科学絵本。さかなが生き残りをかけ、どう命をつなぐか。同じ種族間で卵食べられるのが衝撃(カワヨシノボリ)。川の増水の隙に卵を産み、水たまりで育つように仕向けるナマズ。知らない世界でした。読み聞かせに耐える字数で、絵も大きく見やすいです。釣り好きのパパに好評。日本絵本大賞の読者賞投票対象。2018/02/26
あおい
16
いろんな方法で卵を守る魚達。ムギツクという魚はオヤニラミの卵を食べて自分の卵を産み付けオヤニラミに卵を守らせる…カッコウみたいに托卵する魚の行動にびっくり。2019/02/16
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
副題通り『いきのこりを かけた』です。『カワヨシノボリ』は、同じ仲間でも敵になるんですね。『ニッポンバラタナゴ』は貝のなかに卵を産みつけるし『ムギツク』は『オヤニラミ』に卵を育てさせてます。それでも全部が成長するのではないのですよね。2020/03/31
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