出版社内容情報
ティラノサウルスがひろったたまごから、ふたごのトリケラトプスがうまれました。ふたりはそっくりなのにケンカばかり……。
内容説明
ずっとひとりでいきてきたティラノサウルスがみつけたたまごから、ふたごのトリケラトプスのあかちゃんがうまれました。「ヒヒヒヒヒうまそう」ティラノサウルスがたべようとしても、ふたりはけんかばかりしていて…。
著者等紹介
宮西達也[ミヤニシタツヤ]
1956年、静岡県生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。作品に、『おまえうまそうだな』(けんぶち絵本の里大賞)、『あいしてくれてありがとう』(けんぶち絵本の里大賞・びばからす賞)、『帰ってきたおとうさんはウルトラマン』『パパはウルトラセブン』(ともにけんぶち絵本の里大賞)、『うんこ』(けんぶち絵本の里大賞・びばからす賞)、『大きな絵本にゃーご』(第38回造本装幀コンクール展読書推進運動協議会賞)、『ちゅーちゅー』(けんぶち絵本の里大賞)、『きょうはなんてうんがいいんだろう』(講談社出版文化賞・絵本賞)、『ふしぎなキャンディーやさん』(日本絵本賞・読者賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わむう
23
「この世に産まれて来なければよかったやつなんていない」2021/01/15
わむう
20
ティラノザウルスシリーズ第14弾。食べるためトリケラトプスの双子に近づくが無垢な心に触れ、命をかけて双子を守るお話。2018/03/11
のり
15
親って、自分を犠牲にしてでも子供を守りたい。そういう人に対しての優しさの大切さを作者は繰り返し伝えたいのだと思う。ティラノシリーズも優しさとおもいやりをひたすらに伝えてくれる。2018/04/23
こかげ
14
読友さんからのご紹介本です。 双子のティラノサウルスの姉妹が生まれました。卵の中でも喧嘩していた姉妹は、やっと別れられると大喜び。 そこへティラノサウルスが。「ヒヒヒヒヒ うまそう」 2人は何が美味しそうなのか辺りを見回すと、赤い実が。 「おじちゃん何ボーッとしてるの?早く赤い実とって!」というわけで、ゆさゆさと赤い実を取ってあげることになりました。食べている姉妹を食べようとすると、2人はどちらがおじちゃんのお嫁さんになるかまたまた喧嘩を始めました。2024/01/19
遠い日
13
究極の自己犠牲。本来なら捕食の対象者であるトリケラトプスの双子の赤ちゃんを、期せずして守り抜いたティラノサウルス。トリケラトプスの赤ちゃんたちのことばは無邪気過ぎて痛々しいが、守られ愛されたことはきっと心に残るはず。2017/11/11
-
- 和書
- 午後の祠り