出版社内容情報
朝日小学生新聞の人気連載が一冊に!『ファーブル昆虫記』に描かれた昆虫の奥深い世界が誰でも楽しめます。人気シリーズ第2弾!
内容説明
“虫の詩人”ファーブルが見た小さな虫たちの大きな世界。朝日小学生新聞の連載に、書きおろしを加えて書籍化!好評につきシリーズ第2巻。
目次
カマキリ
サソリ
カミキリムシ
ツチハンミョウ
ハナムグリ
ヌリハナバチ
トンボ
水生昆虫
鳴く虫
シギゾウムシ
ミノムシ
冬ごしする虫
マツノギョウレツケムシ
著者等紹介
奥本大三郎[オクモトダイサブロウ]
フランス文学者・作家。NPO日本アンリ・ファーブル会理事長。1944年啓蟄(3月6日)、大阪生まれ。東京大学文学部仏文科卒業、同大学院修了。埼玉大学名誉教授。『虫の宇宙誌』(青土社)で読売文学賞、『楽しき熱帯』(集英社)でサントリー学芸賞を受賞
やましたこうへい[ヤマシタコウヘイ]
グラフィックデザイナー・絵本作家。1971年生まれ。大阪芸術大学美術学科卒業。アートディレクションを行ったwebコンテンツ「SOS地球環境南極ペンギン救助隊」(NHK)が日本賞、園庭遊具「キンダーアニマル」(フレーベル館)がキッズデザイン賞を受賞。mountain mountain代表。NPO日本アンリ・ファーブル会会員、日本グラフィックデザイン協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
那由多
14
13種の昆虫を取り上げてます。コオロギとキリギリスとバッタとイナゴの違いも知らない私には、虫たちの秘密に驚くばかり。カマキリだけでも、「肉食性が強いほど、前足がトゲトゲ」「首が後ろまで回る」「夜と昼で目の色が変わる」「牛乳を飲む。でも低脂肪乳は栄養価が低いから吐き出す」「交尾中にメスに頭をかじられて、頭部がないまま交尾を続行する」など。虫の世界って、奥が深く愚かで残酷で狡猾。2019/11/26
がんぞ
1
進化の過程で「変態」を発明したことで、昆虫は“地上の覇者”となった。しかし更に進化した昆虫が昆虫に寄生して繁殖したりする。ハチが蜜の液面上に卵を産み落とす瞬間にその上に卵をくっつけるという本能を(世代交代が早く卵の数は多いとは言え)どのように獲得したのだろう?クワガタの歯はサナギを内から破るのには役立たない。ミノムシの雌は蓑に入ったまま交尾し、卵を蓑一杯に産んで萎びて一生を終わる。(先頭について歩くのが本能の)ギョウレツムシは自然界にはまず有り得ない「植木鉢のフチの円環」にはまって7日間ループを行進した…2017/08/28
プレト
0
図書館本。1に気付かず2を借りた。2024/05/17
みっちゃん
0
斜め読み マンガが面白かった。2022/11/15