出版社内容情報
アゲハの視力は0.02? どんな色が見えている? 新しい情報満載のアゲハの写真絵本です。春から夏まで見られるおなじみのアゲハ。
本書では、成虫と幼虫のくらしなどアゲハの生態を美しい写真で紹介。また、からだのしくみをくわしく説明しています。
アゲハの視力は0.02ほどですが、3つの色フィルターを持ち、紫外線を見ることができます。人間とはまったく違う豊かな色の世界に生きているのです。緑と黒のしまもようのカードを用い、オスを観察する実験も掲載しました。
また、アゲハのなかまを成虫だけでなく、幼虫、さなぎまで紹介したり、よく似たクロアゲハの幼虫との違いをくわしく説明しています。
今までにないアゲハの最新情報満載の本です。
新開 孝[シンカイタカシ]
蟻川 謙太郎[アリカワケンタロウ]
内容説明
アゲハの視力は0.02?はねのもようには意味がある?青いりんぷんには色がない?知っているようで知らない、アゲハのひみつがわかります。
目次
アゲハのくらし(春型と夏型)
アゲハのなかま(いろいろなアゲハ;幼虫はイモムシ;臭角いろいろ;だれのさなぎ?)
調べてみよう(成虫のからだ;はねのひみつ;幼虫を調べよう!;さなぎを調べよう!;飼ってみよう;もっとくわしく知りたい!;アゲハ新聞)
著者等紹介
新開孝[シンカイタカシ]
1958年、愛媛県生まれ。高校生の頃から蝶の生活に魅せられる。愛媛大学農学部昆虫学専攻。卒業後上京し、教育映画の助手などの仕事を経てフリーの昆虫写真家として独立。昆虫の多様で不思議な生態を掘り下げ、独自の視点から撮影している
蟻川謙太郎[アリカワケンタロウ]
総合研究大学院大学先導科学研究科教授。自由学園最高学部卒。上智大学大学院修了。専門は神経行動学。横浜市大助手、助教授、教授をへて、2006年より現職。大学院修士1年の冬にアゲハがお尻で光を感じることを発見、この研究で理学博士。さまざまな実験手法を駆使して、主としてチョウ類の色覚メカニズムを詳細に調べ、昆虫光感覚の研究を続けている。オーストラリア国立大客員研究員、米NIH奨励研究員、JSTさきがけ研究者など兼任。趣味はフルート演奏とネイチャーフォト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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