ワインガールズ

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ワインガールズ

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591154151
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

それぞれに悩みを抱えた三人の女子高生が、恋と友情とワイン醸造に青春をかける、
実話を基にした熱血感動ストーリー!長野県塩尻市・桔梗ヶ原学園。生徒たちがブドウ栽培からワインを瓶詰めにする工程まで
を実際に手がける、全国でも珍しい「ワイン醸造」を手がけるコースのある高校だ。鎌倉
から母親の実家がある塩尻に越してきたばかりの北村いちるは、イケメンの先輩に勧めら
れて、軽い考えからコースを選択する。学年一の優等生・百瀬結生子は、実家のワイ
ナリーが倒産寸前であることを知り、自分がワイナリーを再建するため、医師になる道を
あきらめて、ワイン醸造を学ぶ決意をする。テニスに青春のすべてを賭けて打ち込んでい
た奥沢美麓は、父が突然病に倒れてしまい、繁盛していたイタリアンレストランを閉店せ
ざるをえなくなる。落ち込む父をなんとかして励ましたいと考えた美麓は、ワインをこよ
なく愛する父のために、自分の手で最高のワインを作ろうと考え、コースを選択する。
三人の少女は、ワイン造りの名人と呼ばれる高山秀次郎の厳しくも温かい指導によって、
ワインの奥深い魅力にどんどん引きこまれていく。ときには激しくぶつかりあい、ときに
は支えあい、挫折をくりかえしながら、ひたすらワインづくりに没頭していく三人。そん
なワインガールズたちの情熱が、やがて「奇跡のワイン」を生み出すことになる……。

松山 三四六[マツヤマサンシロウ]

内容説明

長野県塩尻市・桔梗ヶ原学園。生徒たちがブドウ栽培からワインを瓶詰めにする工程までを実際に手がける、全国でも珍しい「ワイン醸造」を学べる高校だ。北村いちる・百瀬結生子・奥沢美麓の三人の少女は、それぞれに抱える事情のため、ワイン醸造を学ぶ決意をする。三人は、ときには激しくぶつかりあい、ときには支えあい、挫折をくりかえしながら、ひたすらワインづくりに没頭していく。そんなワインガールズたちの情熱が、やがて「奇跡のワイン」を生み出すことになる…。

著者等紹介

松山三四六[マツヤマサンシロウ]
タレント、ラジオパーソナリティ、歌手、柔道家。長野大学社会福祉学部客員教授。1970年、東京都生まれ。明大中野高校・明治大学で柔道選手として活躍。度重なる怪我により20歳の時柔道競技の道を断念。1992年、TV番組出演をきっかけに吉本興業入社。松山千春氏から、芸名「松山三四六」を許される。吉本興業退社後、渡米などを経てタレント、ラジオのパーソナリティ、歌手として活動を開始する。また、フジテレビ世界柔道専属リポーターとして世界の開催国を訪れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiro

31
タレントの三四六さんの初めての著書。なぜ三四六さんがこの話を書くことになったのか、あとがきを読んで納得。戦時中、「ワインは武器」としてワイン造りを国から奨励されていたなんて!長野県塩尻市は私も大好きな町。そして桔梗ヶ原で造られるワインも。話が出来すぎている点など気になることはあるけど、ワインを作っている高校がある、ということ、この地の歴史など知るには良いかも😊2022/01/08

Nazolove

25
久々我が地元の本を手に取った。 塩尻がワイン有名、なんていうのはなんとなく知ってはいたのだけれどこんな風になっていたのか、と勉強になった。 塩尻がどうこうというよりもフランスではこんな風にワインは作られている、ぶどうはこんな風に作られている、とワインについての勉強になった。 あまり展開に起伏がなかったかな、というのが感想である。(そんなに展開に浮き沈みあっても困るけど) 農業こんなに大変なんだぜ、なんて描写があってもいいんじゃないかと思った。 この本を機にワインについてもっと知りたいな、と思った。2017/06/23

伶夜

14
「これからの人生、順風満帆にはいかねえ。思いがけないつらいことも苦しいこともきっとある。でもな、いろんなハプニングがあってこそ、物語は面白えんだ」(本文より)2018/08/07

ジュースの素

11
長野県の塩尻にはワインを作る学科を持つ高校が実際にあるそうだ。 様々な事情で桔梗が原学園に入った女子高生が、先細りのワイン事業やブドウ栽培と言った地元の産業を何とかしなくちゃと一大奮起し、専門の勉強と作業を重ねる話。しかし、彼女たちの曽祖父らは偶然にも この痩せた土地を命をかけて改良し 作物が育つ土壌にした功労者だった。そんな歴史がこの物語に厚みを加えている。いい話だった。2017/12/20

山猫

8
「よいワインはよい葡萄から」ということで、醸造よりも葡萄作りの部分に重点を置いて描かれた作品。三四六というふざけた筆名と副業作家という点で用心してかかっていたのだが、きちんと取材して書かれている。あっという間に月日が流れてしまうことや登場人物たちの関係に御都合主義な部分はあるものの桶買いワイナリーの話の「月のぶどう」よりも数段まともなワイナリー小説。唯香の一人称や「あがく」という言葉の使い方には違和感があり、ワインアドバイザーは廃止になっているが、この表紙でなければもっと広く読まれ、正しく評価される筈。 2017/05/29

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