出版社内容情報
100年後の東京を舞台に7代目少年探偵団が大冒険。大好評アニメを「日本推理作家協会賞」受賞作家・田中啓文がノベライズ!<内容>
2117年。未来東京。
7代目小林少年率いる少年探偵団は、7代目明智小五郎とともに、スリリングな冒険とアクションを日常との合間に適度にはさみつつ、ユルユル過ごしていた。
しかしそこには、ある一人の人物「怪人二十面相」の恐るべき企みが潜んでいたのである……。
「日本推理作家協会賞」受賞作家・田中啓文が書き下ろす、大好評アニメのノベライズ!
<プロフィール>
田中啓文(たなか・ひろふみ)
1962年大阪生まれ。「背徳のレクイエム」で第2回ファンタジーロマン大賞で佳作入選しデビュー。『銀河帝国の弘法も筆の誤り』で第33回星雲賞受賞。「渋い夢」で第62回日本推理作家協会賞を受賞。「怪獣ルクスビグラの足型を取った男」で第47回星雲賞受賞。
大宮 一仁[オオミヤカズヒト]
田中 啓文[タナカヒロフミ]
内容説明
7代目・怪人二十面相のしかける“人類総怪人化計画”を阻止せよ!100年後の近未来東京をかけめぐる、新たな「少年探偵団」の冒険とは―。大好評アニメを「日本推理作家協会賞」作家・田中啓文が小説化。ここでしか読めない、もう一つの“NEO”をご堪能あれ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こゆ
11
小4、一人読み。現代的な挿絵の江戸川乱歩だと思って借りたのだけど、どうやらアニメのノベライズだそうで。明智小五郎、小林少年、怪人二十面相が全員七代目という設定に息子はウケていた。明智小五郎の七代目ならわかるけど、助手の小林少年の七代目ってなんなん笑 私が子供時代にハマった本家の江戸川乱歩も読んでくれたら嬉しいけど、令和の子どもが読むには装丁が昭和すぎるか…。江戸川乱歩は10歳までに読みたいシリーズと青い鳥文庫に1冊ずつあるだけで、シリーズとしては昔のレトロすぎる表紙のやつしかない模様。2023/06/22
oyai
6
アニメのノベライズだったのですね。最初の都知事の名前は失礼ながら笑ってしまったが、アニメということでいつもの駄洒落は不発気味か2017/03/31
伊吹
2
舞台は2117年の東京。7代目の明智、小林少年、二十面相たちのゆる~い戦いを描く。現都知事の築地問題を始めとした時事ネタから初めて聞く昭和ネタ(電人ザボーガーetc)、ダジャレなどおふざけ満載。こういう全力でくだらない感じは大好きだ。結末に関しても意外とちゃんとミステリーもやっているというか伏線を回収している。アニメも見ようかな。2017/07/26
みどり
2
アニメを見てから読みました。 アニメが好きなら面白いかな…?という内容かな。 メタ要素とかギャグが多すぎてクドイ…面白い部分もあるけど。最後のほうはアニメ内容に補完できる部分もあってよかった。2017/06/08
fusameter
1
読んだことないのにズッコケ3人組と似たノリだと思った。主人公、ガタイのいいやつ、気弱あるいは金持ち、女の子の面子は某探偵団と同じ、他にもみられる定型ともいえる。本家怪人二十面相の読みやすく書かれた版かと思ったら違った。中でも書かれているが伏線回収しきれているのか気になったが振り返るのは面倒なのでやめた。考えずに息抜きに読む本。2017/09/27
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