ポプラサイエンスランド<br> かがやく昆虫のひみつ

個数:

ポプラサイエンスランド
かがやく昆虫のひみつ

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年12月09日 22時49分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 63p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784591153222
  • NDC分類 K486
  • Cコード C8095

出版社内容情報

きらきらとかがやく体をもつ昆虫たち。その美しい色のひみつにせまります。他の本には載っていないめずらしい昆虫の写真も満載。本書のテーマは「構造色」!
コガネムシやタマムシなど、メタリックなかがやきをもつ昆虫たち。その独特な色は「構造色」とよばれます。
構造色は、通常の色素による発色とは異なり、構造体に光が反射して見える色のことをいいます。つまり、かがやく昆虫の美しい色は、昆虫の体に反射した光の色なのです。
この構造色は、身のまわりにたくさん見られます。虹、魚、1万円札… etc.
また、構造色のしくみを応用して、色あせずにかがやく塗料や繊維も開発されています。このように、生きものの特性を人間社会に生かす研究のことをバイオミメティクスといいます。
昆虫の体にかくされたひみつが、じつは私たちの身近なところにも生かされていることが実感できる一冊。バイオミメティクスの入門書としてもオススメです!

中瀬 悠太[ナカセユウタ]

内村 尚志[ウチムラタカシ]

野村 周平[ノムラシュウヘイ]

内容説明

コガネムシやタマムシなど、メタリックなかがやきをもつ昆虫たち。かれらはどのようにして美しいかがやきをつくりだしているのでしょうか。昆虫の色とかがやきのひみつにせまります!

目次

かがやくコガネムシのなかま
かがやくカミキリムシのなかま
かがやくタマムシのなかま
かがやくオサムシのなかま
かがやくハムシのなかま
かがやくゾウムシのなかま
かがやくハチのなかま
かがやくチョウのなかま

著者等紹介

中瀬悠太[ナカセユウタ]
1985年三重県出身。国立科学博物館特別研究生。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。生態がほとんど明らかになっていないネジレバネという寄生性昆虫と、その宿主である虫の研究が専門

内村尚志[ウチムラタカシ]
1981年東京生まれ。慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了。大学在学中に、フランス語、スペイン語、ドイツ語を習得。絵とテキストの組み合わせによる表現に魅せられ、絵本とイラストレーションの制作に専心する。第16回ピンポイント絵本コンペに入選(2015)、40周年記念「クレヨンハウス絵本大賞」で優秀作品賞を受賞(2016)

野村周平[ノムラシュウヘイ]
1962年佐賀県生まれ。1990年九州大学大学院農学研究科単位取得退学。農学博士。1995年4月より国立科学博物館動物研究部に勤務。陸生無脊椎動物研究グループ。研究主幹。専門は、日本およびアジア産コウチュウ目ハネカクシ科アリヅカムシ亜科の分類学、形態学および生態学的研究。近年では甲虫に限らず昆虫全般のバイオミメティクス研究を行っている。九州大学客員准教授。日本甲虫学会会長、日本昆虫学会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫陽花と雨

25
「いつか蟻に食べられていないタマムシを拾いたいね」私と職場の女性上司(お互い虫好き)がよく語る夢である。なかなかキレイなタマムシ落ちていない…そんなわけで?とりあえず写真で満たされます。光る君ならぬ光輝く虫たち勢揃い。実際にブローチにされていたピカピカ昆虫もいて、そりゃあそうしたくなるよなと思う。なんでこんなに魅力的にキラキラしているのか、の謎(多層膜干渉)も解説あり。モルフォチョウも綺麗だけど、オオセンチコガネ3種とか超好み!表紙のプラチナコガネの鏡面仕上げ感もいい。キラキラした虫が好きな方必見! 2024/09/30

carl

19
金属色は結局なんでああなのか分かってないらしい。 装飾品に使われるほど長持ちするとは知らなかった。 構造色だと云う事も知らなかった。 もっと沢山の図鑑読も(今更の勉強にピッタリ)2019/09/12

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

16
6年生ブックトーク授業 『玉虫厨子の物語』の紹介で、玉虫繋がりで紹介。2019/12/13

なま

16
すごい!すごい!なんだこれ!プラチナや虹色に輝く昆虫、体の表面の光る仕組みがポイント拡大されていて、虫が大っ嫌いな私でさえも魅了する。美しい色はどのように生み出されるのか?光を反射して見える構造色の見え方をイラストでわかりやすく掲載。また、逆に光を抑える蝶の目や、ミンミンゼミの羽のつくり(モスアイ構造)の説明もあり。さまざまな生き物の体の構造から自動車の形や靴底などが開発されているということまでわかりやすく。何より嬉しいのは奈良、法隆寺にある玉虫厨子を玉虫の羽を使った美しい伝統工芸品と共に紹介している。2017/11/12

HMax

15
子供のために借りたけど、「気持ち悪い」の一言。表紙のプラチナコガネ、まるでSFに出てくる偵察用ドローンのよう。アリヤドリコバチなんかたったの4mmでこんな綺麗な生き物がいるなんて自然の驚異。ゴキブリに寄生し、思いのままに操るセナガアナバチもきれいな色、ゴキブリに針をさしている姿を想像すると「美女と野獣」のよう。お気に入りはプラチナコガネ、テイオウニジダイコクコガネ、シッポウハナバチ、エスペリスウズマキタテハ、アカガネオオモモブトハムシ。2017/10/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11481344
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。