出版社内容情報
蒼月 海里[アオツキカイリ]
内容説明
自称悪魔のメフィストフェレスが大家をつとめるアパート“馬鐘荘”の地下二階に住み始めた大学生、葛城一葉のもとに、高校生の妹二葉が訪ねてくることに。同フロアの住人薫の言葉にショックを受け、部屋を飛び出した二葉が迷い込んだのは、アパートの地下に広がる異次元世界。ふさがっていたはずの入り口を再び開けたのは誰なのか。迷惑な客とメフィストとの関係は?地上も地下も大騒ぎ、ほのぼのコメディストーリー第二弾!
著者等紹介
蒼月海里[アオツキカイリ]
宮城県仙台市生まれ、千葉県育ち。日本大学理工学部卒業。東京都内で書店員をしながら執筆活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
た〜
25
たしかにこりゃなんとも迷惑なお客がやってきたもんだ。他1本。妹がとってもツンデレ2018/07/21
ひめありす@灯れ松明の火
25
地底アパートの迷惑な来客とはすなわち妹御の事か!と思ったら、それ以上に厄介な来客がどわどわとありました。妹御はただのお兄ちゃん大好きじゃないですか。そしてメフィストフェレスさんには確かに天敵ですねあの人は。どうやら他の作品にも登場しているようなので、いつかまた出逢うこともあるでしょう。仲良しトリオは今回もあちこちで楽しそう。しっかり友情が育っていますね。なので本編よりもおまけの話の方が好きだったりします。今回は地底おでん屋さんにしてやられました。どんな形状のおでんなのかしら。そして食べにくくはないのかしら2017/03/09
み
20
シリーズ二作目で、ギブかも…。ドタバタが過ぎるような。残りは、読むものがなくなったら手にするかな。2023/03/05
cithara
15
この頃、蒼月さんの文庫が出るのを楽しみにしている自分に気づいた。このシリーズもずっと心待ちにしていた。登場人物の構成がどのシリーズも共通している。頼りなくて子供っぽい主人公の少年、一葉(彼は現代っ子らしく食事中でさえスマホを手放せない。現代っ子でない私はちょっとイライラしてしまった)、彼を見守る保護者のような優しい年上の男性メフィスト、等々。今回初めて二葉というきゃぴきゃぴの女子高生が登場したかと思ったら早々に退散してしまった。著者は女の子を描くのが苦手なのかな、それとも興味ないか。次巻も期待しよう!2017/01/26
Norico
14
地底アパートシリーズ第2巻。ファウストさん登場。ゲーテのイメージとは全く違うアグレッシブなファウスト。スカイツリーバックに恐竜と写真、そんなの私だって撮りたい。2020/08/01