花咲小路三丁目のナイト

小路 幸也【著】

ポプラ社（2016/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 334p／高さ 20cm
• 商品コード 9784591152775
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

商店街唯一の深夜営業店<喫茶ナイト>は、すっかり夜ならではの相談所になっている。ほのぼの楽しい花咲小路シリーズ第四弾。眠れない人も、まだ眠りたくない人も、どうぞ。
ここなら朝までやってます。（でも眠くなったら閉店）


たくさんのユニークな人々が暮らし、日々大小さまざまな事件が起こる花咲小路商店街。今回の舞台は商店街唯一の深夜営業店<喫茶ナイト>。すっかり夜ならではの相談所になっている店を手伝いながら、その相談事を店主の仁太が突拍子もない方法で何とかする様子を、居候の甥っ子・望が語っていく。
前三巻でおなじみの人物も多数登場！
ますます楽しい花咲小路シリーズ第四弾。

小路　幸也［ショウジユキヤ］

内容説明

元「怪盗紳士」も、若手刑事も、ちょっと不思議な花屋さんもいる花咲小路商店街。たくさんのユニークな人々が暮らし、日々大小さまざまな事件が起こる。今回の舞台は花咲小路唯一の深夜営業のお店、「喫茶ナイト」。商店街のみなさんの、夜にしかできない相談ごとに応えていて―。

著者等紹介

小路幸也［ショウジユキヤ］
北海道生まれ。広告制作会社を経て、執筆活動へ。『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第２９回メフィスト賞を受賞して作家デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[紫綺]

夜（ナイト）の街を守る騎士（ナイト）と云う名のレンタル映画喫茶「ナイト」。ほんわかファミリーストーリー的雰囲気で流れていく、小路さんならではのお話、と思いきや・・・。花咲小路シリーズ第4弾。次は五丁目か？

2017/02/23

[へくとぱすかる]

シリーズ4作目だけど、全然ダレたりしない。むしろ面白さにますます磨きがかかっていくようだ。タイトルの「ナイト」が文字通りの「騎士」であることが大団円で示されるのは、お見事としか言いようがない。この商店街の人材はすごすぎ。淳ちゃん刑事とミケさんとの間の、二進も三進もいかなそうな問題も、ものの見事に解決。このシリーズは、すばらしいカップル誕生の物語だ。

2019/05/31

[けんとまん１００７]

安心んして読めますね～さすが小路さん。この界隈にあ、本当にいい人が多いんだなあ～、住んでみたいなあ～。いやいや、自分のいるところもいい人が多いぞ・・と。まあ、表現のしかたは、人それぞれなので、いろいろあるが、根っこは同じ。さえ、この続くのかなあ～・

2017/04/01

[ムーミン]

仁太叔父さん粋だな。かっこいい。

2017/01/15

[Mumiu]

花咲小路商店街シリーズ第4話。1〜4丁目と一回りした感があるのでこれでおしまいなのかしら。夜開店する喫茶「ナイト」が舞台の叔父と甥を中心にしたご町内のお話。代替わりや商店街の存続、nightを守るKNIGHTたち。「あかさか」の辰さんも太鼓判を押す望くんの一皿が楽しみです。大泥棒も騎士も妖精もいなくても、あちらこちらの商店街がこんなふうに前向きになれるといいですね。

2017/03/14