ポプラせかいの絵本 ここからだしてくれー！

ラマディエ，セドリック【文】〈Ｒａｍａｄｉｅｒ，Ｃ´ｅｄｒｉｃ〉/ブルジョ，ヴァンサン【絵】〈Ｂｏｕｒｇｅａｕ，Ｖｉｎｃｅｎｔ〉/谷川 俊太郎【訳】

ポプラ社（2016/11発売）

• サイズ B5判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 25cm
• 商品コード 9784591152188
• NDC分類 E
• Cコード C8797

出版社内容情報

セドリック・ラマディエ［セドリックラマディエ］

ヴァンサン・ブルジョ［ヴァンサンブルジョ］

谷川　俊太郎［タニカワシュンタロウ］

内容説明

こんどはあなからでられない！えほんのページをめくっておおかみをたすけてあげる！？

著者等紹介

ラマディエ，セドリック［ラマディエ，セドリック］ ［Ｒａｍａｄｉｅｒ，Ｃ´ｅｄｒｉｃ］
１９６８年、トゥールーズに生まれる。パリの出版業界でアートディレクター、グラフィックデザイナー、編集者として、才能を発揮してきた。昨今は友人でもあるヴァンサン・ブルジョとのコンビで新たに作家としての顔ももつようになり、さらなる活躍の場を広げている

ブルジョ，ヴァンサン［ブルジョ，ヴァンサン］ ［Ｂｏｕｒｇｅａｕ，Ｖｉｎｃｅｎｔ］
１９６７年、ブリュッセルに生まれる。出版業界のイラストレーションやグラフィックの分野で活動を始めたのち、子どものための本の創作に取り組むようになる。共作も精力的に手がけるなど、新しいプロジェクトをつぎつぎに誕生させている

谷川俊太郎［タニカワシュンタロウ］
１９３１年、東京に生まれる。１９５２年、第一詩集「二十億光年の孤独」発表。以来、現代詩の第一人者として、数々の作品を発表し続けている。また、創作絵本、翻訳、劇作、エッセイなど多岐にわたって活躍。最近は詩と朗読と音楽のライブツアーもおこなっている。「月火水木金土日の歌」で日本レコード大賞作詞賞、『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、『日々の地図』で読売文学賞、『シャガールと木の葉』『谷川俊太郎詩選集１～３』で毎日芸術賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[アン・シャーリーこと寺]

前作『おおかみだあ！』と同工異曲の絵本であるが、このオオカミ君は妙に可愛い。お子さんに上手く読んだら喜ぶだろうと子の無い私は空想する。遊びの絵本である。訳者はまたまた谷川俊太郎である。絵本にはよく谷川俊太郎が絡んでいる。いつも思うが、谷川俊太郎と瀬戸内寂聴は無茶苦茶働き者の老人である。私もどんな形であれ、好きな事で何らかの稼ぎのある老人になりたい。徒党を組まぬ一匹オオカミでありたい。これが私の悠々自適です。話の脱線が甚だしいのでこの辺で終わる。

2017/03/06

[馨]

オオカミが、穴に落ちてしまって、読者の我々が助けてあげる絵本。楽しかったです。オオカミを陥れた子供が策略的で物凄くあくどい奴に思えたのは自分が大人になったからだろうか。

2017/10/07

[♪みどりpiyopiyo♪]

こんどはあなからでられない! えほんのページをめくっておおかみをたすけてあげる!?　■今度のは ちょっと可笑しなお話です♪　穴に落っこちたおおかみが、「ここから だしてくれ〜！」と頼みます。本を振ったり傾けたりして物語を進める読者参加型＆体感型のアトラクション☆　背表紙までお話が続いてるから、見落とさないでね♪　■おおかみくんが、ちょっと小さく可愛く見えます。でも、出してあげたら また強面で迫って来るんでしょ？！笑。（2016年）

2018/04/27

[鱒子]

お話会準備用。「おおかみだあ」の続編なのでしょうが、正直言って前作の方が好きです(^_^;) この本も悪くはないのですが、「おおかみだあ」が名作すぎて…。

2017/01/06

[たまきら]

受難のオオカミ君がかわいそう。オオカミが大好きな（ダーウィンが来た！の女王オオカミの話が気に入りすぎちゃった）オタマにもあまり受けませんでした…。

2017/03/06