出版社内容情報
最上 一平[モガミイッペイ]
みやこし あきこ[ミヤコシアキコ]
内容説明
だいすきなともだちのうちに、はじめておとまりしたよる。さとは、「こころのとも」のしるしをみつけられた気がしました…。楽しい「おとまり」の時間を通して、正反対の二人が、たがいの中に「こころのとも」をみつけてゆく温かい物語。
著者等紹介
最上一平[モガミイッペイ]
山形県生まれ。「銀のうさぎ」(新日本出版社)で日本児童文学者協会新人賞受賞。「ぬくい山のきつね」(新日本出版社)で日本児童文学者協会賞、新美南吉児童文学賞を受賞
みやこしあきこ[ミヤコシアキコ]
埼玉県生まれ。「もりのおくのおちゃかいへ」で第17回日本絵本賞大賞を受賞。「よるのかえりみち」(以上偕成社)で2016年ボローニャ・ラガッツィ賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
21
児童書。前作「ともだちのはじまり」に引き続き、さととじゅじゅの話。今回は、じゅじゅのお家にお泊まりします。二人の楽しそうな様子にほっこり。読み聞かせよりも、一人読みが良さそう。二人は、心の友になれるのか。続きが気になります。2019/09/29
mntmt
19
初読みの作家さんです。みやこしあきこの絵が好きで、読んだら、いい本に出会えました。表現が好み。他の本も読んでみようかな。2016/09/18
マツユキ
16
『ともだちのはじまり』のじゅじゅとさとの夏休み。学校のプールでいつも会っているけど、思わぬ所で…。楽しくなっちゃうよね。素敵な夏の出来事、二人のやり取りが微笑ましかったです。2022/06/20
遠い日
16
みやこしあきこさんの絵を求めて。『ともだちのはじまり』の続編。じゅじゅとさと。性格は正反対のふたりなのに、なぜか気が合う。「心の友」を手探りで求めるふたりの夏休みの時間が、眩しい。初めてのじゅじゅのおうちでのお泊まり。普段は見えないお互いの部分が新鮮に感じられる。「初めて」の扉が開くということばに、そのどきどきと嬉しさと、幸福感が溢れている。2019/11/20
花林糖
15
『ともだちのはじまり』の続編。じゅじゅとさとの可愛い夏休みのお話。お話とみやにしさんの絵が合っていて◎。ホットケーキにホイップクリームとアイスを乗せて食べたくなりました。2018/06/01