ポプラせかいの文学<br> ぼくが消えないうちに

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ポプラせかいの文学
ぼくが消えないうちに

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  • サイズ A5判/ページ数 327p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784591150283
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

ラジャーは、アマンダの想像でつくり出した親友だ。
ある日突然、ふたりは離ればなれになってしまう。愛と友情、喪失の物語。ラジャーは、少女アマンダが想像してつくり出した親友だ。
ふたりはいつも一緒に、楽しい時間をすごしていた。
しかしある日突然、アマンダがいなくなり、ラジャーはひとりぼっちになってしまう。
アマンダに忘れられると、ラジャーはこの世から消えてしまうというのに。
さらに、子どもたちの想像力を盗む、不気味な男もあらわれて・・・。
大切な友だちを探すため、ラジャーの旅がはじまった・・・・・・!
子ども時代の不安や喜びをスリリングな展開で描く、イギリス発のファンタジー。人気画家、エミリー・グラヴェットの挿絵入り。

「子どものときのことなんて、みんな忘れていく。でも、子どもに忘れられていく友だちを書いたこの本を、きみはきっと忘れない」ー金原瑞人氏(法政大学教授・翻訳家)

「とても明瞭かつ独特な語り口で読者を魅了する、温かくて笑いのある物語」
―ガーディアン誌

「恐ろしくもあり、ユーモアもあり、感傷的になることなく、感動させてくれる。エミリー・グラヴェットの絵も美しい。はじめから終わりまで、喜びにあふれた本」
―ファイナンシャル・タイムズ

「想像力について、一風変わった作風で描くことに成功している。ケイト・グリーナウェイ賞を受賞したことのあるエミリー・グラヴェットの挿絵は、モノクロでもフルカラーでも美しく、文章と融合することで特別な一冊に仕上げている」
―ブックリスト

A.F.ハロルド[エーエフハロルド]

エミリー・グラヴェット[エミリーグラヴェット]

こだま ともこ[コダマトモコ]

内容説明

ラジャーは、アマンダが想像してつくりだした親友だ。ふたりはいつも一緒に、楽しい時間をすごしていた。しかしある日、アマンダがいなくなり、ラジャーはひとりぼっちにされてしまう。アマンダに忘れられると、ラジャーはこの世から消えてしまうというのに。大切な友だちを探す、奇妙でゆかいな旅がはじまった…!新しいイギリス児童文学!

著者等紹介

ハロルド,A.F.[ハロルド,A.F.] [Harrold,A.F.]
イギリスの詩人。大人向けと児童向けの小説を多数手がける

グラヴェット,エミリー[グラヴェット,エミリー] [Gravett,Emily]
イギリスを代表する絵本作家。「オオカミ」(小峰書店)や“Little Mouse’s Big Book of Fears”でケイト・グリーナウェイ賞受賞

こだまともこ[コダマトモコ]
出版社に勤務の後、児童文学の翻訳家になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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シナモン

89
アマンダの想像力が作り出した友達、ラジャー。時々怖いけど、ファンタジーの世界を楽しめました。2024/01/16

へくとぱすかる

76
誰にも見えないけれど、自分のそばには想像上の友だちがいる……。子どもたちの秘密の心の世界。ふつうは、想像しているアマンダの側から物語は進むだろう。すごいのは、想像された男の子・ラジャーから見た物語だというところ。アマンダに忘れられたら自分は消える。しかしアマンダは事故にあい意識を失う。そしてラジャーをつけねらう謎の男。何を企んでいるかがわかったとき、恐ろしくぞっとした。果たして逃げ切れるのか。後半はサスペンスでいっぱいで、イギリスの詩人である作者の、それこそ想像力が生んだディテールが、すごく迫真的。2021/11/30

いたろう

63
「屋根裏のラジャー」の原作小説。映画を観て、原作が気になって手に取った。スタジオポノックの前作長編映画「メアリと魔女の花」の原作は1971年、ジブリの「思い出のマーニー」1967年、「借りぐらしのアリエッティ」1953年ということで、この原作も、古い児童小説なのだろうと思ったら、2014年と意外と最近の小説だった。そして、この原作本の中の、エミリー・グラヴェットの挿絵もなかなかいい。原作ではティラノサウルスだった小雪ちゃんが、映画では豚に変わっているのは、トイ・ストーリーのキャラクターとかぶるのを避けた?2023/12/27

はる

62
とてもハラハラする展開!引き込まれました。アマンダが空想で作り上げた少年ラジャー。ふたりは親友でいつも一緒。でもアマンダは邪悪な存在に追われ、事故にあってしまう……。アマンダのお母さんが素敵。面白かったけれど、児童書としてはホラーチックでかなり怖い場面も。スティーヴン・キングを児童書にしたような。2019/12/15

MOKIZAN

27
(主題とズレているとは思いますが)あっさり読み通せるかと思っていたが、何度か我が心を振り返ることがあった。自分以外は思いが無くても(相手にしなくても)忘れることのない友達。下手な元気づけや、尻叩きもしてくれないけど、なんか元気をくれる友達。こういうのって、何も人に限ったことじゃなかったんじゃないかな。そこらの木だったり、引き出しの中に置いてあったり。ただ意識から失せると、何もしてくれなくないし、滅失しちゃってた。この先ラジャーは消えてしまうということを、どう意識し続けるていくのでしょうか。2017/01/18

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