出版社内容情報
伊藤 愛子[イトウアイコ]
内容説明
輝き続ける大先輩23人からの、心強くあたたかな“言葉の花束”
目次
逆境を好機に変える
母として私として
孤独を楽しむ
年を重ねて美しく
哀しみを乗り越えて
世界へ羽ばたく
すべてを明日の糧にして
著者等紹介
伊藤愛子[イトウアイコ]
1964年大阪府生まれ。奈良女子大学理学部物理学科卒業後、コンピュータ関連会社、出版社勤務を経て、フリーライターに。ジャンルを問わず、いろんな人に話を聞くインタビュー記事を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイティ
29
思っていたよりはるかに読み応えがあり、刺激を受けました。各界で活躍する23名の女性たちが半生を語ります。表向きの華やかさよりも、それぞれ努力と苦労を重ね、迷いながらも自分なりの着地点を見つける。振り返ってこそ語れる重みのある言葉が響きました。先人たちの生の声は何より現実味を帯び、心に留めておかねばとしみじみ。同時に歳を重ねることが楽しみにもなりました。40代向けの雑誌「DRESS」連載だからこのタイトルですが、あらゆる年代の女性に響くものがあるかと。出会えてよかった一冊。2016/08/04
ごへいもち
25
図書館からの新着お知らせメールで知った本。キーワードは「横森美奈子」だけど他にもすごい方々がいっぱい。佐伯チズさん:繰り返しの左遷(時には机もない)の中で自分で仕事を作って成功させた。横森さんも介護を頑張ってされた。バルテュス夫人、伊藤緋紗子さん:名前しか知らなかった人も。各章扉の写真も良い。イメージぴったりに誂えられた花束を持った方たちが美しい。好きになれない一人のインタビューはやはり面白くなかった。2016/06/03
ズー
13
フォロワーさんが読んでいて、私も読みたいと思い。今月あともう少しで40歳になるので、なる前に読みたい!とも思い、急いで読む。ちょうど読み始める時、旦那と超くだらない喧嘩をして心がやさぐれて、カラカラだったのに、この本を読み始めたらまるで花が水を浴びるかのように、どんどん潤っていった。皆様の金言の数々。そして人生のすざましさ。私の人生なんてまだまだ平凡なもんだわ😮みんな強くて美しい。かなりパワーを頂けた。心が浄化されたわ。2021/02/01
はこ
12
いくつになっても輝いている女性たちのインタビュー集。どの人たちからも、40代はまだまだこれこらよ!という力強いメッセージが感じられてなんだか嬉しい。自分のアンテナにひっかかれば、とにかく行動してみる、元気になる一冊でした2017/05/04
suite
10
電車のなかで読みながら、不覚にも泣けてしまって仕方なかった。渦中においてはきっとこんなに平静に書けなかったことも、歳を重ねていくとこんな風に書けるのだろうか。花束を持った女性たちの写真はどれも綺麗だった。2016/08/04