出版社内容情報
11人の著名人が語る父や母への思い、別れ方、そして別れの乗り越え方。
内容説明
11人の著名人が語る父や母への思い、別れ方、そして別れの乗り越え方。
目次
遠藤憲一
梨元麻里奈
桂由美
落合恵子
梅沢富美男
井上麻矢
美勇士
秋野暢子
安岡力斗
桂あやめ
宇崎竜童
著者等紹介
根岸康雄[ネギシヤスオ]
神奈川県横浜市生まれ。週刊誌の記者を経て、人間に焦点を当てたノンフィクション、インタビューの執筆を生業にし、現在までに文章にした人物はおよそ3000人に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kaz
27
おかげさまで、現時点では私、嫁さんとも両親が健在で介護とも無縁の状況が続いています。ですが、父は80を越えました。なので、いざという時に悔いを残さないようにするためのヒントが得られれるかと思いましたが、ますます悩みが深まりました。三者三様どころではなく、一人ひとりが違う最期を迎え、それぞれのパーソナリティに相応しい送り方をされていました。そこにあったのは、送られる人に対する思い。こういうのは、日頃からの対話を重ねておくことが大切。あの人と一緒にいられる時間はもうそんなに長くはない。2018/05/17
ほじゅどー
9
★★親への想いは十人十色。親の看取り方、おくり方。認知症の母親の介護は母との再会。介護に携わる人には小さなお祭りのようなものがないとやっていけない。ベランダの鉢植えに蒔いた種が小さな芽を出す。小さな命。それをじっと見つめることで癒されました。落合恵子。2016/07/18
ちょびねこ
2
11人の方の親御さんの生前のお姿や思い出話、お別れについて手記のように書かれた本です。人の生き様から亡くなるまでは十人十色で、まさに人生ろいろですね。後期高齢者の両親にあまり親孝行をしていない事を反省し、2人の大好きなお寿司でもご馳走しようかなと思いました。2016/05/28