内容説明
武田信玄に学び、徳川家康を震えあがらせた“徳川の天敵”!!
目次
第1章 信玄の眼
第2章 武田家滅亡
第3章 表裏比興の者
第4章 犬伏の別れ
第5章 九度山
著者等紹介
加来耕三[カクコウゾウ]
歴史家・作家。1958年、大阪府大阪市生まれ。1981年、奈良大学文学部史学科卒業。テレビ・ラジオ番組の監修・出演も行う
安戸ひろみ[アンコヒロミ]
作家。島根県安来市生まれ。幼い頃より神社仏閣に興味を持ち、高じて会社勤めを辞め、執筆の世界へ。神社検定1級、江戸文化歴史検定準1級に合格。また、諸葛孔明が使っていたとされる占いを学び、東洋占術家としてもアドバイスを行っている
早川大介[ハヤカワダイスケ]
まんが家・イラストレーター。1977年、静岡県生まれ。1999年、東京コミュニケーションアート専門学校卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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厩戸皇子そっくりおじさん・寺
63
近頃の私の楽しみ『真田丸』。いまのところいい味出している筆頭は、草刈正雄の父・昌幸さんである。後世幸村が大スターになった為に、幸村パパとか真田家のおじいさん的イメージがあるが、戦国時代人の典型に思える人である。昌幸伝が漫画になったのはこれが初ではあるまいか?。愚痴じゃなけれど世が世であれば、真田昌幸は毛利元就クラスの大大名になっていたのではなかろうか?。きわどい世渡りと大軍を退ける戦上手、上出来な息子達。元就に似ている。あの時代、武田信玄の家中にいた事は東京大学に在籍したのと同様のエリートだっただろうな。2016/05/27
かいゆう
30
息子の借り本。幸村の本では分からなかった武田との関わりを知る事ができた。昌幸の初陣って、第四次川中島合戦だったのか。昌幸と石田三成が義兄弟というのにも驚いた。真田丸を見ていると、全く三成と繋がりがあるようには見えないけれど…。2016/05/12
たまきら
26
真田家の小説は20代のころ色々手に取りましたが、子供用のこういう伝記は要約と描写が巧みですごいなあ。あっという間に読み終わるのに流れはきちんと押さえられています。大河ドラマにタヌキを超える妖怪めいた存在として描かれるこの御仁。娘さんは小松姫の活躍にワクワクしているようです。小松姫の婿取りエピソード、やってほしかったな~。2023/09/29
かいと
26
少ない兵で2度も徳川を苦しめた昌幸はすごいと思いました。大坂冬の陣の前に家康が大阪城に真田が入城したと聞いて、とてもふるえあがっていたので徳川にとって真田は恐ろしかったのだと思いました。2016/05/11
ツキノ
8
真田昌幸はもはや草刈正雄にしかみえない。徳川家康の表情に注目。2016/07/01