出版社内容情報
「なぜ命を大切にしないのか、
なぜ命を大切にできないのか」
心が凍るような事件が多くなった。
自殺の馬鹿らしさ、殺人の愚かさを知ることで命の尊さを知ってほしい。
そのような思いから以前、本書の原稿は書かれた。
しかし、悲惨な報道はいまだ絶えない。
生きる大切さを伝えるため、
大ベストセラー『死体は語る』の著者が再び語り出す!
まえがき
第1章 自殺の真実
第2章 事件の真相
第3章 監察医の事情
あとがき
文庫版あとがき
内容説明
心が凍るような事件が多くなった。自殺の馬鹿らしさ、殺人の愚かさを知ることで命の尊さを知ってほしい。そのような思いから以前、本書の原稿は書かれた。しかし、悲惨な報道はいまだ絶えない。生きる大切さを伝えるため、法医学の権威・上野正彦が再び語り出す!
目次
第1章 自殺の真実(悲惨な首吊り自殺の現実;体内が破壊しつくされる飛び降り自殺;入水自殺・溺死;鉄道自殺・感電自殺・拳銃自殺;心中は美しくない;かけがえのない生命を学ぶ)
第2章 事件の真相(覆された事実;独自の推理で事件を語る;血痕が教える真実;残虐な殺人は何を意味するか?;死体は犯人の顔を知っているか?;朽ちゆく死体)
第3章 監察医の事情(どの死体にも事情がある;悲しい遺族、幸せな遺族;危険にさらされる監察医;監察医制度の統一を望む)
著者等紹介
上野正彦[ウエノマサヒコ]
1929年生まれ、茨城県出身。法医学者。54年、東邦医科大学卒業後、日本大学医学部法医学教室に入る。59年、東京都監察医務院に入り監察医となり、84年には同院長となる。89年、同院長を退官。退官後に執筆した『死体は語る』(文春文庫)が大ベストセラーとなり、以後テレビ、雑誌など多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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