出版社内容情報
こどもまつりでアッチのお店の「1日コックさん」に選ばれたのは、まだ4さいのアレちゃん。パンケーキのタワーを作りますが・・・。
内容説明
まちのこどもまつりで、アッチのレストランは、“一日コックさん”をぼしゅうしました。えらばれたのは、まだ四さいのアレちゃん!パンケーキのタワーをつくると、はりきっていますが…。小学低学年向。
著者等紹介
角野栄子[カドノエイコ]
東京生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。ブラジルでの体験をもとにした『ルイジンニョ少年、ブラジルをたずねて』(ポプラ社)でデビュー。その後、童話を書き始め、『わたしのママはしずかさん』(偕成社)、『ズボン船長さんの話』(福音館書店)で路傍の石文学賞、『魔女の宅急便』(福音館書店)で野間児童文芸賞と小学館文学賞を受賞し、JBBYオナーリストにも選ばれる。これまでの業績に対して、2011年、巌谷小波文芸賞、2013年、東燃ゼネラル児童文化賞を受賞する
佐々木洋子[ササキヨウコ]
1952年、青森県に生まれる。女子美術大学卒業。赤ちゃんや幼児向け絵本の分野を中心に活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぱんちゃん
11
[昨夜の一冊]息子(6)に読み聞かせ。私自身がスパゲッティーしか読んだことがなかったのですが、本当に美味しそうでいつも食べたくなってました。このパンケーキもとっても美味しそう。角野栄子さんだったって今回はじめて知りました。2017/02/19
遠い日
2
「小さなおばけ」シリーズ。これは、いつもより心理描写が巧みでおもしろかったです。ドララちゃんは自己中心的な言動が目立つけれど、今回もいじわるな言い方と、態度が鼻につく。小さい子だってプライドも意地もあるのです。そこを突けば、闘志を燃やすに決まっている。お日さまの助けもあって、いい感じで収まってよかったけれど。どきどきの100枚のパンケーキでした。2023/07/26
三色だんご
2
長女6歳 図書館 一人読み【感想】4歳の子があんな100枚も作るなんて凄いと思った (作りたい?と聞くと)うーん私はホットケーキ1枚でいい との事2023/01/20
noko
2
シェフのおばけアッチ。子供祭りで、子供をシェフにして、レストランを開催することに。そこで選ばれたのが、かわいらしい小さな女の子。このお話はアッチよりも、この女の子が主役のようなお話でした。小さくても自分が目指した目標に頑張っていました。パンケーキのタワーを一生懸命作るお話。アッチは最後の最後に、お手伝い的な感じで、活躍します。リズム感がある絵本で、楽しかったです。2020/12/27
*
2
初めて読んだのは小学生の時。『キャスパー』の影響をモロに受けた自分は、おばけが食べ物を大事にするとはとても思えず(笑)、どこかで裏切られるのではないかとビクビクしていた記憶がある。2017/12/13