英雄の書

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  • サイズ B6判/ページ数 154p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591146323
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0095

出版社内容情報

脳は、失敗しなければ成功できない。
脳は、孤高でなければ特別になれない。

ネガティブに捉えられていたことこそが、
人生を変える条件だった!

日本テレビ「世界一受けたい授業」や
「ホンマでっか!?TV」などに出演する
気鋭の人工知能研究者が
脳科学をもとに解明した「人生を切り開く方法」。

(まえがきより)
この本は、心優しき国の若者たちのために、
失敗と孤独が怖くなくなる本として書こうと思う。

「失敗」がドラマの始まりであることを、
脳科学を使って証明してあげたい。

「孤独」が脳の成熟に必要不可欠であることも、
証明してあげたい。

あなたが、「英雄」として歩き出すために。

あなたの人生は、
あなたを主人公にしたものがたりなのである。

あなたが小説家だったら、
「タカシは、要領よく偏差値の高い大学に合格し、
要領よく高収入になり、
コミュニケーションも上手で異性にもて、
周囲に敬愛され、
それらの期待を一度も裏切らず、
健康で平穏に暮らしました」
なんていう話を書くだろうか。

神様(脳)だって同じだ。
脳は、この世に生まれてきた以上、
その脳だけの「感性地図」を描き続ける。
同じ経験を持つ人が二人といないのだから、
同じ脳神経回路を持つ人は二人といないのだ。

だから、誰かの正解をなぞらえて満足するような脳なんて、
この世にいないのである。

この世に、あなたの脳は、たった一つ。
あなたの人生のものがたりも、たった一つだ。

あなたのものがたりをドラマティックに
盛り上げてくれるイベントを
「失敗」と呼んで怖れたり、いちいち傷ついていたら、
何も始まらない。

さあ、人生を始めよう。
きみ自身が、ヒーローになって
……狼の口の中へ。

(目次ダイジェスト)
第1章 失敗の章
「頭がいい」とはどんな脳?
脳を進化させる3つの掟 etc.

第2章

内容説明

好奇心と逆境こそ英雄になる条件。脳は、失敗しなければ成功できない。脳は、孤高でなければ特別になれない。さぁ、狼の口の中へ!脳科学が解明した「人生を切り開く方法」

目次

第1章 失敗の章(「頭がいい」とは、どんな脳?;脳が進化するには「失敗」が必要なのである ほか)
第2章 孤高の章(創造する脳には「孤高」が必要である;人類が持つ、2つの脳タイプ ほか)
第3章 自尊心の章(自尊心は、脳の羅針盤である;ゆるせないことを見つけよう ほか)
第4章 使命感の章(「夢」を語ってはいけない;嫌われることを、怖れない ほか)
第5章 餞の章(旅の衣を整えよ;圧倒的に上質の異質になれ ほか)

著者等紹介

黒川伊保子[クロカワイホコ]
長野県生まれ。奈良女子大学理学部物理学科を卒業。富士通ソーシアルサイエンスラボラトリで人工知能の研究に従事したのち、株式会社感性リサーチを設立。世界初の語感分析法を開発し、多くの商品名やマーケティング戦略を手がけ大ヒットに導く。その軽妙な語り口で年間100回もの講演・セミナーをこなし、数多くのメディアのコメンテーターを務める。また脳科学と独自のマーケティングをもとに人間の思考や行動をユーモラスに語る独特の筆致により、数多くのベストセラーがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

331
脳科学に基づいた自己啓発書。内容は薄め。著者のアツい思いは文章の端々から伝わってくるきて、英雄たらんとする読者(と自分の息子)に向けてメッセージを届けているのだが、いかんせんちょっとそのアツさが自分のなかでは上滑りしてしまうようで、なんかあと一歩の「深み」みたいなものが足りなかったように感じる。デザインとか狙いは嫌いじゃないけど。2016/08/11

みっくん

40
自己啓発本て買うのに勇気がいると思う。。。『あ。英雄になりたいんだ。』とか、嘲笑されてるんじゃないかと思ってしまう時点で英雄からは程遠いw 失敗、孤高を恐れず自尊心、使命感を持っていざ英雄に!!でも、英雄って何か寂しい。まぁそんなこと眼中にないのだろうけど。。。2016/01/16

naji

38
最終章の餞についてだけでも、深く胸の奥へと刺さる内容であった。ヒトって、本当に良くも悪くも思い込みの生き物であり、自己意識外の柵に大きく影響しているのだと、つくづく思い知らされました。ただこれらを踏まえ、受け流すのか利用するか、これもまたその人次第であろう。最後に、読後感は本当に温かく包み込まれる優しさと清々しい気持ちでいっぱいになるだろう!!2016/02/27

R

36
ちょっと疲れてきたくらいの新社会人に読ませたい本でした。タイトルは仰々しいものの、内容は一人の人間として立っていく気概や、心持を語る内容で、鼓舞するものでした。他人を責めずに自分を省みる、失敗を恐れない、他人に流されないと、全部杓子定規に守るとこれまたよろしくないと思うけど、この気持ちがまず大切だと感じました。割と普通のことが書いてあると読めるんだけども、実際やるのは根性が必要な、人生の背骨を作る本だったと思います。2016/04/25

Carlyuke

34
好きなタイトルであり, 読まなくちゃと思ってしまう言葉である「英雄」が含まれている。以前発売時に気になってはいたが今回読むタイミングがあった本。内容に対するイメージは全くない状態で読んだ。やったりやられたりという闘いの段階になると, ヨーロッパ人は「さぁ, 狼の口の中へ!」という言葉で戦闘態勢を表現するとか。自己実現や個性化を達成するための脳科学からの観点からの提言。失敗を肯定的なものとして捉えること。思い込みでかまわないので自分の譲れないポリシーを貫くこと。最終章, 餞の章は心の繊細な部分に届いた。2017/08/29

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