内容説明
百太郎は、手柄から遠のいている岡っ引きの父をてつだって、事件を解決してきたかげの名探偵。正月をむかえた江戸では、黒手組という盗賊が世間をさわがせていました。やがて深川元町の米屋・泉屋に、真っ黒な手形をおした予告状がまいこんだとき、百太郎と怪盗黒手組の勝負がはじまったのです。小学校上級~
著者等紹介
那須正幹[ナスマサモト]
1942年、広島に生まれる。島根農科大学林学科卒業後、文筆生活にはいる。子どもたちの熱烈な支持を集めた「ズッコケ三人組」シリーズ(ポプラ社)で巌谷小波文芸賞を受賞。ほかにも『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』(野間児童文芸賞)、『さぎ師たちの空』(路傍の石文学賞)、「ヒロシマ三部作」(日本児童文学者協会賞)など、世代をこえて読み継がれている作品が多数ある
小松良佳[コマツヨシカ]
1977年、埼玉県に生まれる。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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