出版社内容情報
ネットとリアル、新刊とユーズド。流通・配本から原価構造まで、出版不況のナゾに迫り、本と読者の最良の出合いを考える一冊!
ギモン?@ 本を読む人は本当に減っている?
ギモン?A 売れていないなら、どうして出版関係者は忙しい?
出版不況といわれる現在、本はたしかに「売れなくなった」。商い不振で暇になるかと思いきや、本に携わる人たちは、ますます忙しい。日本の読書は、本は、どこへ向かうのか? 日本独自の流通システム、変わる書店の形、ネットの世界との関係性など、出版業界のこれまでを振り返り、読み手と本をつなぐ新たな出会いの形を模索する。
本は誰かに読まれて
初めてその存在の意味を持つ。
出版社も書店も取次も、
「本」を「読者」に手渡すためにある。
著者が10 年かけて書いた本が、書店の店頭から1週間で姿を消し、
多くの読者が知らないうちに断裁されパルプになってしまう状況は、
「本」と「読者」のためになっているだろうか。 ――本文より
【目次】
プロローグ――ベストセラーは出したいけれど
第1章 日本の書店がアマゾンとメガストアだけになる日
第2章 活字ばなれといわれて40 年
第3章「街の本屋」は40 年間、むしられっぱなし
第4章 「中くらい」の本屋の危機
第5章 電子書籍と出版界
第6章 本屋は儲からないというけれど
第7章 「話題の新刊」もベストセラーもいらない
エピローグ
【著者プロフィール】
永江朗 ながえ・あきら
1958 年北海道生まれ。約7 年間の書店勤務の後、雑誌「宝島」などの編集を経て、フリーライターに。「哲学からアダルトビデオまで」幅広い分野で執筆。著書に『おじさんの哲学』(原書房)、『広辞苑の中の掘り出し日本語』(バジリコ)、『セゾン文化は何を夢みた』(朝日新聞出版)、『新・批評の事情』(ちくま文庫)、『インタビュー術!』(講談社現代新書)、『誰がタブーをつくるのか?』(河出ブックス)など多数。
内容説明
出版不況といわれる現在、本はたしかに「売れなくなった」。商い不振で暇になるかと思いきや、本に携わる人たちはますます日々忙しい。日本の読書は、本は、どこへ向かうのか?日本独自の流通システム、変わる書店の形、ネットの世界との関係性など、出版業界のこれまでを振り返り、読み手と本をつなぐ新たな出会いの形を模索する。
目次
第1章 日本の書店がアマゾンとメガストアだけになる日
第2章 活字ばなれといわれて40年
第3章 「街の本屋」は40年間、むしられっぱなし
第4章 「中くらいの本屋」の危機
第5章 電子書籍と出版界
第6章 本屋は儲からないというけれど
第7章 「話題の新刊」もベストセラーもいらない
著者等紹介
永江朗[ナガエアキラ]
1958年北海道生まれ。約7年間の書店勤務の後、雑誌「宝島」などの編集を経て、フリーライターに。「哲学からアダルトビデオまで」幅広い分野で執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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