ポプラ文庫ピュアフル さがしものが見つかりません！

秋山 浩司【著】

ポプラ社（2014/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 351p／高さ 15cm
• 商品コード 9784591141762
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

リア充の夢やぶれた僕が辿りついた先は、大学構内の「秘密基地」！？　ヘタレ男子と変人奇人が織りなす超受難型青春ラブコメ！

リア充の夢やぶれた僕が流れ流され辿りついた先は、
大学構内の「秘密基地」!?
ヘタレ男子と変人奇人が織りなす、
超受難型青春ラブコメ！

友だちゼロ、彼女ナシ。下宿と大学を往復するだけの冴えない大学生活を送っていた僕は、
ひょんなことから物部語朗なる変人が主宰するサークル「МＦＬ」に引っ張りこまれる。
ツンデレ美女の花子さんによろめいた僕は、
持ち前の超受動的な性格から物部氏の不可思議な指令に従う羽目に。
さらにはキャンパスごとに対立する学生会の勢力争いにも翻弄され……。
「する」か「しないか」と訊かれたら「しない」。
「しろ」と言われて初めて「する」ヘタレ男子の明日はどうなる!?
番外編「エントランス」を収録。

序章　春休み　
第一章　サークルオリエンテーション　
第二章　学生会サミット　
第三章　まちかね祭　

内容説明

冴えない大学生活を送っていた僕は、ひょんなことから物部語朗なる変人が主宰するサークル「ＭＦＬ」に引っ張りこまれる。ツンデレ美女の花子さんによろめいた僕は、持ち前の超受動的な性格から物部氏の不可思議な指令に従う羽目に。さらには、キャンパスごとに対立する学生会の勢力争いにも翻弄され…。「する」か「しないか」と訊かれたら「しない」。「しろ」と言われて初めて「する」ヘタレ男子の明日はどうなる！？

著者等紹介

秋山浩司［アキヤマコウジ］
１９８８年生まれ。岡山県出身。大阪大学大学院工学研究科卒業。２０１１年、「私撰阪大異聞物語」にて、第１回ポプラ社小説新人賞奨励賞を受賞。２０１３年、受賞作を改題した『さがしものが見つかりません！』にてデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[hnzwd]

大学を舞台としたドタバタコメディなんてありふれたシチュエーションですが、素直に楽しめました。キャンパスごとの学生会が対立する中で、元学生会のトップが再入学して作った地下サークルが事件をかき回して行き、無気力だった主人公がそのドタバタに巻き込まれて、、というストーリーもなかなか。ハチクロとか、夜は短し〜、鴨川ホルモーの雰囲気も。とはいえ、きちんとオリジナル。読み終わってみればタイトルもいい感じでした。

2014/10/09

[coco夏ko10角]

大学生のノリが楽しめる青春小説。主人公が少しずつ変わっていく様子が良かった。サークル「MFL」はそういうことだったのか…。自分は関西に明るくなくて分かりにくいネタもあったけど、大阪に住んでる人やそれこそ阪大生は結構楽しめそう。

2015/04/07

[okame]

大阪大学が舞台の小説は初めて読みました。阪大生は、きっとあるあるネタで楽しめるんだと思う。ほんのり『夜は短し歩けよ乙女』や『鴨川ホルモー』な雰囲気だけど、２つの作品と比べるとパンチは弱めです。正直3分の2位まであんまり山場がなくダラダラして、読むのがちょっと辛かったけど、後半は気になってどんどんページが進みました。くだらないことに本気になれるほど、楽しいものはない。読んでいて、大学生活を懐かしく感じました。

2015/06/14

[myunclek]

何だろう。変な読書でした。物部氏の確信を語らない姿がストーリーにも反映され、ボンヤリしたままの展開だった。う〜む。久しぶりに宙ぶらりんの読書でした😜

2020/09/13

[おさと]

なんだこれ

2017/10/23