ポプラ新書<br> 10万人を超す命を救った沖縄県知事・島田叡

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ポプラ新書
10万人を超す命を救った沖縄県知事・島田叡

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591141250
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0223

内容説明

こんな日本人がいた!命がけで人を守り、戦いぬいた男、島田叡。1945年1月太平洋戦争の最中、米軍が迫る沖縄に戦中最後の知事として赴任。5カ月の間だが、県民保護の立場を貫き通し、沖縄県民と最後まで行動をともにした。玉砕が叫ばれる中で「生きろ」と言い続けた島田の生き方を通して、沖縄戦とはどのようなものだったかを伝え、命の重みを問う。

目次

第1章 赴任直後に県政を再生
第2章 移動を続ける県庁を指揮
第3章 島田叡という人間を作ったもの
第4章 名選手から異色の官僚へ
第5章 今をもって県庁を解散する
第6章 島田叡の目指した道

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TakaUP48

59
今、ウクライナではロシアの無差別攻撃が続いている。だが78年前には、米国が日本に無差別攻撃をし、原爆まで落とした!勝者が正義なのか!朝ドラ「ちむどんどん」の「戦没者の遺骨収集」を思い出し、この本を読んだ。終戦間近、沖縄県知事に任命され、官尊民卑の時代に県民目線で食糧確保などを行った。米軍の全島攻撃の中、壕を転々と異動しながら職員や島民に「生きろ!」と檄を飛ばし続けた男。嶋田氏のバックボーンは学生時代の野球と求道生活か。「気持ちよく吾に働く仕事あれ それをしとげて 死なんと思う」座右の銘にしたという。2022/07/25

たまきら

46
当時は「雲の上の人」のようだったエリート、県知事。この本は大戦中に沖縄に赴任し、人々に「生きなさい」と伝え続けた人を調査した本です。知らなかった、こんな人がいたんだ…。読み終わって、いまよくぞこの人を掘り起こしてくれた、という気持ちです。民主主義が危うい今の日本だからこそ、こういう凛とした姿が一層美しい。同時に奥様や娘さんの気持ちを思うと胸が痛みました…。2023/09/26

tosca

28
戦況悪化で米軍沖縄上陸も迫る1945年1月に沖縄県知事として赴任してきた島田叡。当時は選挙で知事が選ばれるのではなく中央官僚が地方に赴任するものだったそうだ。地方への赴任をキャリアパスと捉え威張り散らすエリート官僚も多くいる中、島田知事は違う。玉砕が叫ばれる中、「生きろ」と言い続けて最後まで県民保護を貫いた。彼の前任者を含む多くの役人が出張などと称して沖縄から逃げてしまった後に赴任し消息不明となるまで県民を守り続け沖縄の人々から慕われた彼の存在と当時の沖縄の悲惨さを知るべきだし、政治家は本作を読むべきだ2023/05/14

hnzwd

16
こんな人が。知って欲しかった思いが溢れてる一冊でした。唯一の地上戦になった沖縄の、その時の知事。引き受ける時の覚悟はどれほどのものか。客観的に描かれているので冷静に読めましたが、、当時の状況で"生きろ"って言えるのは。今なら、とは思いますが凄い。2022/07/25

2ndkt

12
1945年1月、沖縄県知事に赴任した島田叡(あきら)氏を紹介。当時の県知事は現在と違い東京から派遣。前任者が本土へ逃げ帰ってしまっており、沖縄県民がいよいよ捨てられたと絶望しているなかでの赴任だったらしい。玉砕一色の時代に「生きろ」と県民、県庁職員に言い続た。多くの犠牲に苦しんだ沖縄に、こんな知事がいたことを知って少しだが救われた気分に。43歳の中央政府派遣の知事が短い期間で住民や関係者と信頼関係を築き、住民目線で様々な施策を実行し続ける姿は、今の世にも学ぶべき点が多い。多くの人に知ってほしい人物。2014/08/22

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