出版社内容情報
少年・シバは旅の途中、ぶきみな声のぬしに息をふきかけられて、シカに姿をかえられてしまう。そして鳥やマナティ達と出会い…。
内容説明
ラテンアメリカのたいようとやみがきらめき、しょうねん・シバのたびが、はじまる。
著者等紹介
藤原理加[フジワラリカ]
1966年、神戸に生まれる。早稲田大学教育学部国語国文学科中退。1987‐1988年、グアテマラ・メキシコにて、マヤ・アステカ及び、ラテンアメリカのインディオ文化を遊学。帰国後、広告制作会社、雑誌編集者を経て、1993年、フリーのライターとして独立。主に、作家、アーティスト、アスリートなどへのインタビュー、書評、書籍の構成を担当
中山玲佳[ナカヤマレイカ]
1974年、大阪に生まれる。京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了。2003年、ラテンアメリカ協会日墨交流計画の研究生としてメキシコに滞在。メキシコに魅せられる。2005‐2007年、メキシコ政府の奨学金を得て、メキシコ国立自治大学大学院美術学部版画専攻課程に留学。メキシコ市立美術館他で作品を発表する。個展やグループ展で精力的に活動を続け、現代美術の作家として今後を期待されている。神戸芸術工科大学先端芸術学部クラフト・美術学科助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かおりんご
35
絵本。今までにない不思議な展開。男の子が突然シカになり、いろんな生き物に出会いながら、お互いに助けたり助けられたり。うーん、私には十分に理解できませんでした。子供はどうだろうな?2014/09/29
yuzuriha satoshi
26
あっけらかんとその状況を楽しむ姿が秀逸です 夢の中で他人になってしまっていることはたまにあるけど、動物になっていることはない シバもシカになってしまうわけではない シカの姿になるだけ シカになりきれないのはシカになったことがないからだろう 結局何が言いたいのかわからない文章になっているのは、この絵本自体も何が言いたいのかわからないからなのである 最後にお話しが掲載されなおしてあるのも不思議 絵のせいで文章が短くなってしまったから載せてあるのか これもよくわからない 2015/02/05
くろばーちゃん
1
よくわからない絵本だった。人間が突然シカになって、動物たちの助けで旅をするという話は、中南米に伝わる話にあるのだろうか。シバがシカの言葉しかしゃべれないのに、他の動物はみな人間の言葉を話し、動物によっては日本語だけでなく中南米の言葉を話すのはなぜなんだろう。統一性がない。巻末には、この物語を詳しくした物語が書かれていて、こういう形式って、絵本としてどうなんだろうと思う。2023/11/24
Fu-ta
0
おもしろかった。2017/04/20
かぼちゃりん@花粉症はつらいよ
0
中山玲佳/絵。2015/01/23